約2年ぶりに #tddyyχ を開催しました

tddyyx.connpass.com

先日のRSGT2023 中のピッチやdiscordなどでちょいちょい宣伝していましたが、昨日が「TDD+モブプログラミングでワイワイする会 その35」の日でした。

Connpassを参照してもらえるとわかりますが、通常会は2020年3月、2021年3月に続いて2年ぶり。

コロナ禍以前はおよそ月1開催を行っていましたが、会場確保や感染症の状況などから敬遠しており、その上運営がオンライン開催に対するモチベーションが異常に低い1のもありいつの間にか時間が経っていました。そんな中スクラムフェス沖縄のOSTで軽くワイワイしたよーという話を受け「東京でもやりたい」機運が高まります。何より自分が一番やりたいひとでした。

結果、ヤフーさまのご厚意でLODGEを使わせていただけることになりました。ありがとう、いい会社です。

lodge.yahoo.co.jp

定員10名のところ、2人キャンセルが出ても空いたそばから埋まる盛会ぶり。初参加の人も久しぶり参加の人も混ざってワイワイできていい感じの場ができました。

RSGTで発表していた「うきうきなっとう」から3人が来てくれたのがいつもと違うところです。

confengine.com

彼らと chiemi 先生と私で、聴者と聴覚障害のある人が混ざるモブになりました。音声認識アプリを使って発話を表示するのが普通ですがそのセッション中はあえてそれを使わないというアクティビティに挑戦。最初はだいぶコミュニケーションに慣れないなかで苦労しました。やったのはただのFizzBuzzのTDDですがそれでも大変。それでもモブやTDD、コミュニケーションに慣れてきたところでブレイクスルーが起き、その後は一気にスムーズでした。解き終わったそばからモブの取り組みの振り返りが始まり楽しそうでした。

開催側視点でいうと毎月やっていたときの記憶が薄れている上に初会場で慣れない中でしたが、意外と覚えているものでなんとかなりました。プロジェクタまたはドデカディスプレイと机、椅子があればなんとかなる。

以前は「すでに次回開催のconnpassイベントが作られている」状態にしていましたが、今回はまだ次回予定を決めていませんでした。ただ近いうちにまたやりたいなという気持ちだけはあるのでまた開催できるといいな。参加されたみなさんもおつかれさまでした。

けんさくとえんじん


  1. 「自由にモブをウォークスルーしてなにをしているか眺める」「各モブの状況が聞こえてくる感じ」「自由にモブに入ったり出たりする」といったオンサイトならではのゆるい場をオンラインで再現するのが難しいからだと思っています。工夫次第でそういう場を作れるかもしれないけど、運営が頑張らないことを大切にしています。そうしないと続かないので。

#RSGT2023 にオンサイト参加してきました

Regional Scrum Gathering Tokyo 2023 にオンサイト参加してきました。

RSGT参加履歴

何人かに「RSGT参加は7回目ぐらいだと思う」と伝えていましたが空白期間が思ったより多かったので正しくは5回であったことをお詫びして訂正します……w 空白期間はRSGT2016から全日有料化したり値上がったりしたところに新卒で金に余裕がないとか、行っても今の現場はちゃんとしたスクラムやってる現場じゃないしな、とかそういう感じでした。2021を飛ばしたのはCOVID-19への不安ではなく、入社後で有休が少ない上にCOVID-19に感染、発症して1週間以上休んで有休を使いまくってたからです。

RSGT2015の記憶はまだあって、高江洲さんのワークショップに出てAgile Umbrellaを感じたり、メイドが数人いたり、その後の飲み屋でたくぼんさんに当時のチームの話をしていたり、ぐらいは覚えています。

今回参加にあたって

新デザイン超かわいい。 名前の自体もかっこよくていいですね。

年末までRSGTのことを考える余裕がなく、スケジュールを読んだのがだいぶ直前でそれまではKeynoteを誰が喋るかとか気にせずでした。まあ聞けるセッション全部聞くと話のネタには困らないんだけど、疲れるし喋れないのでこんなもんかなと。

あとここ2年ぐらいはお行儀が良すぎて人見知りになり知ってる人と居がちなので、知り合いの知り合いとか、知ってそうだけど喋ったことない人と喋ろうと思いました。

時系列

day1

keynote

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「レガシーコードからの脱却」の原著者の方とのこと。クリーンなコードを守るには修練が必要なんだよなという気持ちに。そしてTDDワイワイ会はいい素振りの場所だったことに気付きました。

できることなら式年遷宮にしたり、開発チームにリニューアルできるくらいの余力を持ちたいなという気持ちになった。

ランチ

@_yum_t さんとあったので、一緒に居た人とご飯。人見知り回避できてる。よかった。ちなみにここで初めてあった2人とは、会期中しばらく時間をともにすることになる。

Outcomeにフォーカスするチームへのジャーニー

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社内でチーム外だとKPIの話ばっかりなのでいちからOutcomeについて議論しはじめるの難しいなと言う気持ちだけあった。

スクラムチームが自信をもってアウトカムとスプリント活動に集中するためのコツ

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禿同ってやつでした。EBMの発表聞いてないからそこから聞くかMore Effective Agile読まなきゃなという気持ちになりました。

CQ x Agile で価値観の違いを紐解き、人と組織の関係性に橋をかける

Spring.Akiさんの話聞いたことないんだよなと思い。正直一発で理解できなかったので、あとで見直したい。

Tea Time

誰かと喋ってた記憶はある。スポンサーブース回ってたかな

(新米)エンジニアリングマネージャーのしごと

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「あ〜〜〜〜わかる〜〜〜〜」という気持ちと「あ、ちゃんと自分もマネージャー業していたんだな」という気持ちになりました。 聞かれたことに答えるだけだと思ってたけど、ちゃんと意思決定していた。

聴覚障害のある大学生チームによる臆さない発言環境の形成

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うきうきさん。適切にスウォーミングして達成できたら 🙌して関係性を作る。スウォーミング自体は「話しかけづらいかな?」「なにやってるかな」「暇だけど暇って言えないしな」というのを回避するために「今誰がなにをやっているか」「そこに何人が取り掛かっているか」をmiroで可視化してわかりやすくしたとのこと。チームのフォーメーションを可視化するのは普通に役たちそう。学生のときやってたかもしれない。

終了後

この日はどうしても外せない用事1があったので飲みたい気持ちを抑えて会場を後に。神田のネカフェに入りました。21時ぐらいに一度出たのでもしかすると下中華に1人ぐらいだったら入れたかもしれないけど、まだday1なのでということで直帰。

day2

なんだかんだで睡眠が浅かったのでゆったり移動しました。移動しながらでも聞けるハイブリッド型イベントありがたい。配信チームのみなさん尊敬してまーす。

keynote

keynoteはエッジを超える、というのが印象的だったけどその前段として最新のアジャイル・スクラムをとりまく情勢の説明?から入っていたので「まあそうだよね」ぐらいで聞いていました。が、その用語2を初めて聞くという人も見かけたのが印象的でした。クリシェぐらいの気持ちでいたし、例えば社内とかでもそういう概念は当たり前だろうと思っていましたが、実はそうでもないのかもしれないという気付き。折にふれて言っていかないといけないのかなと思いました。

Living Management -Good bye Scrum, Hello Semilattice-

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きょんさんのスライド見すぎてて動画がぼやけまくっても何が映っているかわかるようになってしまった。「これパタンだよね」「こうしておけばうまくいくらしいから」で思考停止してない?という話から始まったと思っている。Unlearn的な。一回ゼロベースで考える的な。

SoSのプログラムがきっちり細かくタイムボックス化されていたのが印象的だった。こんな感じで濃密な会をやれていただろうか。そして付箋に書かれている言葉がいきいきしていたのが印象的でした。

ペアプロのすすめ

ながさんのペアプロの話を聞きました。「ペアプロのときこうするとよさそう」的な話、 「だいたい TDDワイワイ会3でやってるじゃん、いっしょに水飲もうぜ」という気持ちになったのでdiscordで言及したら、ながさんに指名されたので宣伝 させられ させてもらいました。

ライブペアプロはCode Retreatの第1セッションって感じがしてよかったです。

以下のサルベージ元がkappa4さんのものであるという学びを得ました。

ペアプロの心得 · GitHub

うきうきテーブル

で、ここでふじえもんさんにワイワイ会のことを聞かれたのでそのことを話そうということでうきうきテーブルに行ってました。この展開、実は予想していました。そのうえで「うっ」×3ぐらいの感じでした。chiemi先生の連載noteと彼のday1のブログを読んでたけど、それでも。

note.com

note.com

私はただの聴者ですが、自分の発話によってなされることを観察しながら発話するのが苦手4だし、聞きながらちょっと複雑なことをするのは苦手だとうっすら思っています。 YYProbeの様子を気にしながら、相手の声を聞き、認識結果が間違っていたら訂正するというのは認知的には難しそうだなと。

実際にとってみた感想はこんな感じ。

  • 2人の発音は十分聞き取りやすかったので周りが騒がしくなければ十分聞き取れた
  • ふじえもんさんはある程度指向性マイクと読唇でがんばって読み取ろうとしてくれていたので発話でも7割以上はコミュニケーションができていた
  • 音から聞き取れないはやとさんへはふじえもんさんがリアルタイムにYYProbeの誤認識を修正してくれていた。感謝
  • 音声認識は略語をあまり理解できないので、正確なコミュニケーションを取ろうとすると正式名称を言ったほうがいい
    • 産技大 では認識してくれないので 産業技術大学院大学 と発話する
  • 専門用語(ジャーゴン)や地名でない固有名詞は難しいので、これも正式名称か区切って発話したほうがいい

十分会話を楽しめる程度には慣れたけど、長時間やるとヘトヘトになるので例えばこの上モブプログラミングしようとすると大変そうだからなにか別の仕組みが必要そうだなと思いました。

デスマーチから逃げる方法

気付いたら中途半端な時間だったのと、そもそも聞きたかったkwappaさんの話へ。

六本木ロアビルによく泊まってる先輩とか、20時頃に一度ちょっといい感じの晩飯食いに行って戻ってそこから終電までやるとか、そういうのを思い出しました。

大事なことは人に気づかせてもらったり、ライフイベントが教えてくれたり、何気なく立ち寄った本屋から教えてくれるんだなと。私は最近岩切さんによく心配されてたので、周りの人のいる大切さにありがたみを感じました。

F1 お茶の水グランプリ'23

confengine.com

今年もF1最高だった!冒頭では人知れず宣伝で言及された書籍を貼る芸人してました。ここだけ音速。

お題も世相を反映したものやら、ワンランク複雑な問題が出てきたりして、「こういう課題を感じているということはこの人はこういう状況?」みたいな読みが発生したり @yudmoのF1風解説にも目が離せないバトルでした。

ナイトセッションの脇で

なこさんとAki.mさん、そして以前から話そうと思っていたのりっくさんとお話しました。

なんか色々たくさん喋った気がする。

終了後

また@_yum_tさんと会い、 @tsuru_beer さんと飲むとのことだったのでついていきました。

@tsuru_beerさん、私がテスト界隈にいたときにニアミスしていたのですがちゃんと話すのは初めてだったかもしれず、話しましょう!ということに。 インスタベース の会社に転職されていたということで、「推しがインスタベース使ってるって言ってました」という話をしました。

その日持っていたmacにたまたまその発言をした際の動画があったので、その場で編集して切り出し、渡しました。YEBISU BAR 御茶ノ水店で動画編集していた人がいたら私です。

この界隈はコミュニティの概念が「わかっている」ひとがいるのでFirst Timerを優しく受け入れてくれるよねという話をしました。

その後は図らずもたきがわフレンズの会に合流するなどしていました。

day3

OST

ある程度決めてふらふらっとしていました。サンドイッチおいしい。

なんだかんだで話しながら「どういう話をしたか」をまとめてしまいがちだなと思いました。たぶん「途中から入った人でもわかるようにしたい」みたいな気持ちがありました。

Closing Keynote

speakerdeck.com

ぶっささりでした。 読むべき本が増えた。組織に働きかけることを逃げていたなと思っていました。とはいえ、それで自分がぶっ壊れてもアレなので、自分が楽しいと思える範囲でチャレンジできるといいなと思いました。退路を作ったり「やめてもいい」と思うくらいの気持ちにしたりしてがんばる。頑張り方はずるいやり方も使う。

その後

WIZ→WIZの隣のワインバー→音音→ちゃい九炉→秋葉の中華屋 という謎ルートで朝帰りを決めました。いっつも「始発まで待つ」「タクシー代払ってでもさっさと帰ってはやく寝る」の2択で合理的な判断を失敗するんだよなぁ。

嬉しかったこと

2020あたりでOSTで @inking といっしょに「タロット占いします!」という謎のセッションを立てて何人かを占っていました。占ったら以外と色んな人に覚えてもらっていたようで「あれあたってました!」というお話などがありました。やっぱり占い依頼の窓口を作るべきか…。

discordでは、初参加なのかmogiriさんにチケットを渡すところでミスってる人が多発しており、全員が見えるチャンネルのところで困ってる人がいました。サポートしていたらspring.akiさんから感謝されました。振り返ると、自分のストレングスファインダーは「包含」が1位なので「輪に入れてない人をちゃんと輪にいれる」ところに関心が働いたんでしょうね。

あとはかつての勤務先から4人が参加していたらしく、ちょっと感慨深いものがありました。

これからなにをするか

時期的に人や組織に働きかけるタイプの目標を立てづらいのですが、みなさんしっかり本を読まれてるなという気持ちにはなったのでやはりインプットせなばならない。

  • 積みっぱなしの本を読みたい。そのためには健康でなければならない
    • 目: 遅くまでYouTubeみない → スクリーンタイムセットした
    • 身体: 運動習慣の再構築(主にウォーキング)
    • 仕事: 深夜残業をしない(しない)

学んだことがあとで必要になることもあるのでインプットを増やそうと思いました。その上ヘルシーに生活したい。

インプットしたらアウトプットしないといけないので、このブログにもカジュアルに投稿していかなきゃなと思いました。

さいごに

実行委員会、ボランティアの方、参加者のかた、関わっていただいた皆さんに感謝です。今年もよろしくお願いします


  1. 踊ってみた THE NEXT WORLD 第28回 - 2023/1/11(水) 19:00開始 - ニコニコ生放送 に推しが出演する予定だった。画面に写った瞬間に 「かわいい(大)」ギフトを投げなければならない
  2. VUCAとかガラスの天井とかそういうの
  3. https://tddyyx.connpass.com/
  4. たとえば私が人に説明しているところを別の人に観察されて記録されているのが目に入ると自分の言動・一挙手一投足が気になって過負荷になるとか、通話中から自分の声のエコーがすると声色が気になって過負荷になる

2022年ふりかえり

あと4時間ない状態からようやく筆を取りました。書けるだけ書く。

お仕事

本業

3月で今までの上司が退職し、そのまま持ち上がる形でチームマネージャーになった。上司が事業部長に変わったかたち。 おちんぎんは通常の昇給に比べてぐーんと上がったものの、業務量と業務範囲が増えて深夜残業も増えた。1

同時に普通にコードをバリバリ書く人が1人いなくなっているので実際困った。一応マネージャーになったので「チームに成果出させるのがマネージャーだよな」という気持ちを持とうとしたが、正社員エンジニア採用は(当然ながら)うまく進まず、社内異動も(なぜか)発生しなかったので実際自分が手を動かさないと仕事が進まない。その上事業部としてはやりたいことが大量に積まれているという状態なので自分で頑張らないといけない状態。インターン生とか未経験からの2社目みたいな人でも受け入れて「育成」というものにチャレンジしたい気持ちがあったが、それをやると文字通り忙殺されるだろうなという感じだったのでやめざるを得なかった。

一応マネジメント路線でキャリアを進めることは前の上司と話していたので問題なかったし、納得していた。実際には「マネージャーロールを持っている人がチームにいないと運営上回らない」という不都合の解消のために存在しているような感じでプレイングを半分以上やっているような印象。いろいろ交渉して業務委託契約の人を増やさせてもらうなどしてうまくできているが、根本的な問題の解決にはならない。でも計算上は人が一人増えたことになっている。

手を動かすといいつつ、コードをバリバリ書くのはメンバーにまかせていたのでコードの量的にはほんと大したことないのだが、設計を作ったりレビューしたりはよくやっていたし、例えば

メンバー「こういう機能作ろうとしてるんですけど、どれぐらいかかりそうですかね」
わたし「あ、あぁぁぁ〜〜 そこですか、やりようにもよるんですが○○が〜〜だけなら○週で、フルセットでやるなら○ヶ月ぐらい見たほうがいいですね。ただ前者の場合も××の対応だけはやりたくて、機能リリースしたあとその工数分の確保はしたいです」

的な会話をよくしていた。 6,7月ぐらいで仕様を詰めていた機能のリリースが(シルバーウィークとか開発終盤での要求追加などで)10月になった。やっぱり人とかコミュニケーションとかの問題でリードタイム長くなりがちだよね、とふりかえりしつつ出せた機能自体は現場のオペレーション改善に大きく役立ったようで革命的だと称賛された。でもやっぱりコード書く以外の部分での困りごとが多くてもどかしさのほうが勝ってしまっているし、機能出せてなかった9月までの間に普通に営業チームでのメンバー間での切磋琢磨で売上が増加していたらしくよくわからない。

第3四半期になってからは上司(事業部長)が変わって降ってくる要求の変化に追従していた。そんな中EoLが迫るPHP7.4から8.1へのアップデートを(ひとりで)ひたすらこなした。変更ファイル数が600ぐらい。11月末にリリースできそうな目処がたち、12月の頭にえいや!でリリースしたもののポロポロと積み残しが出てくる。中旬ぐらいまで片付けていたのでなかなか気が休まらなかった。正月ぐらいはゆっくり休もうかなと思っていたが、年の瀬にカジュアル面談が入ったり年始から出社しないといけない理由ができたりしたので有休1日追加だけ。休みてえ。

総括すると、限られたリソースで仕事を前に進めたり、成果をあげたりするのをなんとかする能力はついたかもしれない。ただエンジニアとして成長できたかはよくわからないなという1年でした。 「このチームでそれを実現するにはこれぐらいかかるよ」という判断を数え切れないほどやっていたのでその辺りの推量する力はついた(目覚めた?)気がします。 一方でPHPバージョンアップ対応をやっていく中で結構よくわからないエラーがたくさん出ても総合力を駆使して格闘できていた感はあり、その辺はまだ衰えてないし、楽しくできていたと思います。大量に新しいコードを増やすのは…リハビリが必要かもしれない。

振り返って考えるとプライベートでのかかわりや、社の顧問の方などに大変さを話せる機会も多かったので、困難な状況の中でもバランス感覚を保ちながら仕事ができていたのがよかったですね。

副業

昨年に引き続きTechTrainでのメンターは(少ないながらも)続けていました。寄稿したり、よく面談してた人が転職成功させたり。

techtrain.dev

zenn.dev

note.com

また完全に別の話では前職の人からの紹介でお仕事を受けていました。 エンジニアのいない会社でデータ基盤を用意したり、業務自動化をしたりするお仕事。 こっちのお仕事のほうで家計の収支がだいぶ改善されましたが確定申告がこわい。

プライベート

踊り手オタク

現場にもいく踊り手2オタクおじさんになりました。 最推しの岩茶(いわちゃ)さん(以下、推しと呼称)です。今日投稿された動画を見てくれ

前々から追っていたけどリアルイベントに出るような方ではなく、ニコニ広告3をたまに投げる程度の関わりしかありませんでした。 ところが今年は超会議出演に挑戦する!とかイベント4に初めて出演する!とか精力的に活動されていたのでこちらもがんばって応援していました。以下参戦履歴。

  • 超会議2022 ではじめて推しと会う。超会議自体も初めて行った。推しが書いたポスターが至るところに貼られていたし、推しがステージの上で踊っていた!(飛び入り参加可の時間帯だけど)
  • シキサイVol.1 Ⅰ部 現地参戦。推しのイベント初参加。超会議から1週空かずにイベントだったので濃かった
  • 6月に出した動画の成果がよく踊スタNEXT Vol.01 というイベントに出られることになり現地参戦
    • 参加無料。東京建物 Brillia HALLの一角にあるドワンゴ社の公開収録用スタジオを囲むようにオタクたちが路上でパフォーマンスを見守る
    • 獲得ポイント数5が上位3位までの人が次回も出られるという勝ち抜き型のイベント
    • Vol.01〜06までの合計獲得ポイント数上位3名が3月にTFTホールで行われる「ダンマスN」への出演権を得られる
    • 推しが2位通過
  • Vol.02 オンライン参戦。推しが2位通過
  • 私立音泉学園付属 声舞高等学校文化祭【声舞祭】(11/06) 現地参戦
  • Vol.03 現地参戦。推しが1位通過
  • Vol.04 現地参戦。推しが2位通過
  • シキサイVol.2 Ⅰ部に現地参戦。推しは出てないがコラボしている人から来てと誘ってもらったし、ほかにも見たい人がいたので快諾した

現地参戦している場合は差し入れと、月1の頻度でファンレターを書いて持っていきつつ、2ショットチェキを撮ってもらったり写真取らせてもらったりしています。6

差し入れは考えているときはとても楽しくて、最初はお菓子を持っていったりしていたが最近は「推しの『かわいい』に課金したい」の気持ちになり、美容アイテムやコスメなどを贈っている。銀座のジルスチュアートに入ったときは緊張しました。同じ事業部のよく話す女性の同僚にも推しがかわいいという話をしており相談に乗ってもらっています。

ファンレターは毎回レターセットを新しいものにしていた結果レターセット集めが趣味に。拙筆ながら徒然草にも自筆のほうがいいよねって書いてあるじゃん!という気持ちで万年筆で自筆しています。

推しが出るイベントはすべて行こう、という気持ちでいたがそれ以外は乗り気でなかったのと「踊スタNEXTでの通過に自分のリソースを集中したい」という気持ちだったが、最後のは行ってみようかなという気持ちがあったのを背中押されたので。

踊り手というのは頻繁に動画あげてるのは学生が多いものの、うちの推しは社会人2年目ながらしっかりと活動しているところが好きで推しているところがあります。踊スタNEXTが始まってから毎月1回以上イベント出演がある状態になっているけど、それでもなお毎回新しい演目を用意して臨んでいるし動画も上げているし、たまーにニコ生もやってもらえる。そんなのがいいなと。もちろん顔がいいのもあるんだけど。

今年は毎月1,2本のイベント出演によって度胸やパフォーマンスに関わるスタンスなど、彼女のなかでも変化があったように思います。「 自ら環境を創り出し、環境によって自らを変えよ」 じゃないけど、自分からそういう状況に飛び込んでいって自分を変えていくのを見ているのが楽しいし、嬉しい。そのままTFTホールで踊るのを見たい。

そんな感じで「楽しく活動できている状態」を続けられるように応援しています。

あとは私のようなおっさんばかりに推されるだけでなく、女子にも好かれてほしい!という気持ちがあり「多くの人の眼に触れてくれ」と散財しています。もともとあった知名度に加えて踊スタNEXTの出演によって更に知られることとなり、同担女子やうちの推しを好きな踊り手も増えているのを感じているので効果はありそうです。

「最高のアイドルとは終わらないアイドルである」7だなと思うものの、商売でやっていない、本業があるなか活動しているごく普通の20代の女の子にそれを背負わせるにはあまりに酷です。楽しくできるうちが華だからこそ、推しは推せるときに推せのきもちでやっていこうと思っています。

占い

以前からタロットカードを使っていて、一度は算命学をかじりましたが「算命学は学校行かないと真髄にはたどり着けなそう」というのとタロットとの親和性を買って西洋占星術を勉強しはじめました。 結果、自分は9月23日生まれながら生まれた時刻と場所からギリギリ乙女座であることが判明。今まで星占いはピンと来なかったものの「あなたは乙女座だよ、乙女座はこういう感じだよ」というのを読んでみてしっくりきていました。ただ覚えることが多くて暗記は無理。Scrapboxに学習の履歴をつけながら覚えています。

また悩み多い年でもあったのではじめてお金を払って占いのお店に行きました。自分で読む分だといくらでも都合よく見れてしまうので他人の視点は大事だと感じました。その通りにうまくいくわけではないけど。

麻雀合宿

前職の麻雀部8のメンツと集まって泊りがけで麻雀をするのを昨年から定期的にやっている。「有休使おうぜ」的な話から始まっているので土日に1つ足して2泊3日。もちろん1泊2日だと打てる時間が短いのもあるけど。

  • 5月 箱根(2泊3日)
  • 10月 湯河原(2泊3日)

なぜかやたら疲れるけどめちゃくちゃ楽しい。10月のときの宿なんかもう麻雀してもらうことに特化した宿で「ほぼ民泊では?」という感じの旅館だけどだからこそいいまであり、次回もそこになりそう。

スキンケア

推しに会う機会も増え、結婚も意識しつつやはり「なにもしなければ30代のおじさんである」と思いたち気を遣い始めました。 とりあえず無印のクリアケアシリーズの拭きとり化粧水・化粧水・乳液を1日2回使ってます。面倒なとき用にオールインワンジェルも用意しています。

一時期こういうのも毎日やってたけど今はそこまでモチベーションがない。でもやったら二重顎ちょっと改善しました。

www.youtube.com

家系的に「50過ぎても10年若く見られる」「肌の質がいい」「年をとっても髪の毛が黒々としている」といういい遺伝を受け継いでいるっぽいのでそれだけに頼らないでうまく運用しようと思います。

パーマかけた

9月末頃に通っている美容室の誕生月特典もあり、剛毛過ぎてコントロールできない髪の毛から脱却したくなってはじめてパーマを当ててみました。

結果、髪色変えないと正直印象変わらないなという感想。そもそもリアルで人とあう頻度が減ってるのもあるし、毛量がそもそも多いので違いが気づかれない。

でも通常なら伸びると放射状に伸びていってただでさえデカい頭が更にでかく見えてしまうのが、若干落ち着いたような気がしている。

2ヶ月に1回、奇数にあてていますが1月は少なくとも予約済み、3月はどうしようかなとか夏はどうしようかなとか考えています。直毛も嫌いじゃなかった。

RSGTとスクラムフェス

今年もスクラムに関連するイベントに(現地)参加しました。

スクラムフェスはそれぞれ(複数人ながら)登壇のために現地参加していました。(旅行のためだけに行っているような気がしたけどそんなことはなくてよかった)

2022.scrumgatheringtokyo.org

www.scrumfestniigata.org

confengine.com

www.scrumfestsendai.org

confengine.com

イベントいくと「自分でもプロポーザル出したい」思いはあるものの、いまのポジションだとまとまった学びとか議論のきっかけになるようなものが出せなくて難しいなと思っている。折に触れて考えるようにはしているけど…。来年はきっかけでもつかめるといいな。

その他

分類できないかつそこまで大きくない話

  • 財布を変えた
  • 上半期にポケカ始めたけど、いまはそこまでやってない。VSTARユニバースは買った
  • 学生時代に色々やっててよかったなという出来事があった
  • サンシャイン水族館初めて行った!マンボウ!
  • 昨年9月に通ってた個人の整体の先生が就職しちゃって行き場を失ってたら今年2月に背中が痛くなりすぎて近所のボディケアのお店に通い始めた。いまは1,2週に1回通っている
  • 今年も気のおけない人たちとうにとか牡蠣とかカニとか食べて美味しいお酒飲んで最高だった

さいごに

今年も私と関わっていただきましてありがとうございました。 来年もよろしくお願いします。基本なんでも声かけてもらえる分にはうれしいのでぜひに。


  1. Slackのメンションが減る18時以降がゴールデンタイムになってしまう - als_uz のブックマーク / はてなブックマーク 18時からバーーーーっとやってるといつの間にか22時過ぎてることがよくあった。あとはなかなか昇給できない人からのやっかみを受けた。
  2. 踊ってみた動画で踊っている人のことを指す
  3. ニコニコ動画内での動画ページへの流入を増やすしくみ。ニコニコポイントを払ったりチケットを消化したりすることで出稿でき、出稿されたポイントの多さに合わせて特定の枠に出る確率が上がる
  4. 主催が活動者を集めてライブハウス確保して催すライブ。物販で活動者と交流したりチェキとったりする
  5. 番組中のゲームやアンケート結果、投げられたギフト(各演者ごとに決められた運営への投げ銭アイテム)で決まる
  6. 交通費自費とかが多いので片道分の交通費ぐらいにはなるようにお金を渡すつもりでやってる。ライブハウスのイベントだとチケット取り置きノルマもあったりして大変。
  7. https://me-msc-u.hatenablog.com/entry/2018/09/21/194350
  8. 非公式。ほぼ健康麻雀(飲むこともあるけど)

スクラムフェス仙台にオンサイト参加してきました #scrumsendai

独自ドメインを維持するために毎月1,000円ずつ引き落とされてるのでたまにはちゃんと書こうと筆をとりました。

表題の通り、スクラムフェス仙台に行ってきました。スクラムフェス新潟でもTDDyyχのことについて話すセッションのSpeakerとしての参加だったんですが、今回もご縁がありSpeakerとしての参加でした。

www.scrumfestsendai.org

登壇

セッションはこちら。読書会やったよー、こんなこと書いてあったんだよー、こんなことを考えていたよー。って話でした。

confengine.com

speakerdeck.com

※筆頭だけどこれは五十音順 「フィードバックの受け手が意識すること」について話しました。構成上私が喋ったほうがいいだろうということで直前になって役割を入れ替えたのですが、意外になんとかなったし読書会の雰囲気も伝わった感じがあったので結果オーライでした。

運営

運営委員の「段取り8割」が完全に効いていて、とてもいいイベントになっていたと思います。 discordにも書きましたが、ベニュースポンサーであるenspaceの方も運営委員とほぼ同等の動きっぷりをしていたのを見ました。ベニューに温かく向かえていただけるとか、もしかしたら先方にとってもチャレンジだと思っていただけてたのかなと考えるとなかなか素晴らしいコミュニティなのではと感じました。

(enspaceについて触れている運営委員長の天野さん1のtweet)

新潟の1フロア開催と異なり、1F - 2F - 5Fを縦に使う感じだったため階段移動で腰への疲労が蓄積されたような気はしますが、たぶん気のせいです。

滞在

今回は初めてドーミーイン(Express)に泊まりました。ドーミーインはいいぞって聞いてましたが、結局飲んで帰ると夜鳴きそば終わってるし、大浴場入れるコンディションじゃないのでまあ別にそれでなくてもよかったかもなという感じでした。 でもオンサイトチケット取れたの1ヶ月前ぐらいだったし新潟のアートホテルに相当するやつがなかったのでけっこう今回は割とそういう理由でもないと決められなかったりしました。

あとみんな割と寿司食ってたけど寿司は食ってないですね。舟盛りは食べました。牛タン焼きも仙台を発つ直前に食べました。

全然関係ないけど、こうやってスクフェス行脚とかしてると自分の旅行スキルがどんどん上がっていってるのを実感します。

最後に

定期的に集まって(美味いもの食べつつ)相談したり近況報告したりできる場があるってのがいいよなと思います。また、そうして機会が定期的に発生することでやっていることを整理しようという気にもなります。 2

また今回は学生の方もけっこういらっしゃっており、2015年に学生としてひとりで(Co-Speakerとして)RSGTに参加したときから振り返るとこれもまた隔世の感ありといったところでしょうか。enPiT最高か?

オンサイト/オンラインの参加者のみなさん、運営委員のみなさん、enspaceの皆さん2,3日間お疲れさまでした。


  1. 同大学同学部同学科出身・前職のチームでアジャイルコーチとしてお世話になった・前前職のチームにもリーダーにコーチングしているといった感じでなぜかやたらと縁が濃い@ama_chさん

  2. 一応毎回プロポーザル出せないか考えてるんだけど……

2021年振り返り

Proに毎月課金しているが独自ドメインを確保しているだけの費用になってしまっているので久々に書きます。

仕事

開発チームの体制が大きく変わった

色んな所で言っている気がしますが、今年3月まで開発チーム(エンジニア・デザイナー・プロダクトオーナーの集合)は11人でやっていたところを4人にする(社員については異動先と兼務だが、メインは異動先)という体制変更があり、4月からは社員ひとりでほぼチームリーダーみたいな感じでした。異動したひとたちも大変そう1だったし、うちも大変だった。

「サーバサイドエンジニア自分ひとりしかいないから、ミーティングとか開発以外の対応してたらチームとしてのシステム上のアウトカムがゼロになる」というプレッシャーから5,6月はしんどかったんですが、諸々話を上げていって7月に解体されたチームのメンバーをうちに異動してもらえることになり、安定しました。^2

開発チームのだけの力ではないものの、各種改善を積み上げていけたため人数が減っても各種KPIは維持できて事業部売上予算もオーバー達成を続けられていたのでまあいくらかは貢献できていたかなという感じです。

そんな感じで2021年度上半期が終わったのですが、DBとかアプリケーションで障害とかようわからん問題とか頻発し、そっちの対応に追われて秋が過ぎ、いつの間にか2月に出したサービスの新機能開発を別チームが行うことになり1月中リリースというスケジュールで動いており、ぜんぜん落ち着かない日々を過ごしていました。

技術的なスキルアップというよりマネージャーになるためのスキルを比較的安全な環境で学習できているのかなとは思うものの「スキルが追いつかない中でポジションは与えられて差分を埋めるために学び続ける」という感じではないので自己効力感としては弱くて難しい。 でもいまのポジションで学べるところは多いからポジティブに吸収していこうと思っています

年収

2021年給与テーブル上はあがりましたが額面はステイでした 次は4月に改定です。

副業

TechTrainは相変わらず続いています。月5〜10回ぐらい面談受けています。 TechTrainのおかげでトラブルシューティング能力とメンタリング能力が高まっています。

休止中だった案件とか、新しい案件とかがくるので引き続きやっていけそうです。

プライベート

30歳になってしまいました。

タロットと算命学をちょっとかじっていましたが、星占いをちょっとかじりました。ソーラーサインハウスで読めるようにしたい。

落ち着いたタイミングを見計らって前職のひとたちと麻雀合宿にいったりしました。10半荘やって平均順位2.2位だったので満足しました。

TDDワイワイ会

tddyyx.github.io

毎月やっていたtddyyχですが、コロナ禍によって開催を見送っていたところ、3月の通常回とCoderetreatができました。

tddyyx.connpass.com

tddyyx.connpass.com

miholovesq.hatenablog.com

enpit2020.kibe.la

リアルモブプログラミングってコードと声だけの情報を処理しているんじゃなかったんだなと思いました。 来年はもっとコロナ禍が落ち着いてふるさと開催回ができたらいいな2

2020年の年末に治療途中で放置しちゃってたところの詰め物が取れてしまい、超痛くなって応急処置していたものを本格的に治しました。前に直したところもぶりかえして(?)いたので治療し直し。1〜5月あたりまでかかって治しきりました。 歯並びが悪いところについて、糸ようじを進められたので毎晩してます。

家計簿

マネーフォワードMEを使っていますが、なんか月間収支の値が体感と違いすぎたので確認してみたら銀行のデビットカードを使って連携していた記録の大半が誤ってモバイルSuicaへのチャージ扱いになっていて、変な値になっていました。 結果的に銀行口座を再連携して、1年分の記録の仕訳をやり直しました。 これによって正しい値が出るようになり、1ヶ月分の収支がわかりやすくなりました。しんどかったけどやってよかった。

ウォーキング

もともと歩くのが好きだったので、リングフィットそっちのけでウォーキングばかりしていましたが、ピクミンブルームの配信後から加速しました。

いっぱい歩きます。

来年に向けて

仕事は結構がんばった気がするので給料上がってほしいなーという気持ち。

10月にはいまのマンションの更新があり、まだ引っ越すか残るか決めてないんですがどちらにしてもおかねは必要なのでがんばらないといけないなという感じです。

健康に気をつけて引き続きやっていきます。みなさま良いお年を。


  1. もともとチームでやってた雑談タイムにはたまに来てくれてよく話した

  2. まあスポンサーありきだけど