2021年振り返り

Proに毎月課金しているが独自ドメインを確保しているだけの費用になってしまっているので久々に書きます。

仕事

開発チームの体制が大きく変わった

色んな所で言っている気がしますが、今年3月まで開発チーム(エンジニア・デザイナー・プロダクトオーナーの集合)は11人でやっていたところを4人にする(社員については異動先と兼務だが、メインは異動先)という体制変更があり、4月からは社員ひとりでほぼチームリーダーみたいな感じでした。異動したひとたちも大変そう1だったし、うちも大変だった。

「サーバサイドエンジニア自分ひとりしかいないから、ミーティングとか開発以外の対応してたらチームとしてのシステム上のアウトカムがゼロになる」というプレッシャーから5,6月はしんどかったんですが、諸々話を上げていって7月に解体されたチームのメンバーをうちに異動してもらえることになり、安定しました。^2

開発チームのだけの力ではないものの、各種改善を積み上げていけたため人数が減っても各種KPIは維持できて事業部売上予算もオーバー達成を続けられていたのでまあいくらかは貢献できていたかなという感じです。

そんな感じで2021年度上半期が終わったのですが、DBとかアプリケーションで障害とかようわからん問題とか頻発し、そっちの対応に追われて秋が過ぎ、いつの間にか2月に出したサービスの新機能開発を別チームが行うことになり1月中リリースというスケジュールで動いており、ぜんぜん落ち着かない日々を過ごしていました。

技術的なスキルアップというよりマネージャーになるためのスキルを比較的安全な環境で学習できているのかなとは思うものの「スキルが追いつかない中でポジションは与えられて差分を埋めるために学び続ける」という感じではないので自己効力感としては弱くて難しい。 でもいまのポジションで学べるところは多いからポジティブに吸収していこうと思っています

年収

2021年給与テーブル上はあがりましたが額面はステイでした 次は4月に改定です。

副業

TechTrainは相変わらず続いています。月5〜10回ぐらい面談受けています。 TechTrainのおかげでトラブルシューティング能力とメンタリング能力が高まっています。

休止中だった案件とか、新しい案件とかがくるので引き続きやっていけそうです。

プライベート

30歳になってしまいました。

タロットと算命学をちょっとかじっていましたが、星占いをちょっとかじりました。ソーラーサインハウスで読めるようにしたい。

落ち着いたタイミングを見計らって前職のひとたちと麻雀合宿にいったりしました。10半荘やって平均順位2.2位だったので満足しました。

TDDワイワイ会

tddyyx.github.io

毎月やっていたtddyyχですが、コロナ禍によって開催を見送っていたところ、3月の通常回とCoderetreatができました。

tddyyx.connpass.com

tddyyx.connpass.com

miholovesq.hatenablog.com

enpit2020.kibe.la

リアルモブプログラミングってコードと声だけの情報を処理しているんじゃなかったんだなと思いました。 来年はもっとコロナ禍が落ち着いてふるさと開催回ができたらいいな2

2020年の年末に治療途中で放置しちゃってたところの詰め物が取れてしまい、超痛くなって応急処置していたものを本格的に治しました。前に直したところもぶりかえして(?)いたので治療し直し。1〜5月あたりまでかかって治しきりました。 歯並びが悪いところについて、糸ようじを進められたので毎晩してます。

家計簿

マネーフォワードMEを使っていますが、なんか月間収支の値が体感と違いすぎたので確認してみたら銀行のデビットカードを使って連携していた記録の大半が誤ってモバイルSuicaへのチャージ扱いになっていて、変な値になっていました。 結果的に銀行口座を再連携して、1年分の記録の仕訳をやり直しました。 これによって正しい値が出るようになり、1ヶ月分の収支がわかりやすくなりました。しんどかったけどやってよかった。

ウォーキング

もともと歩くのが好きだったので、リングフィットそっちのけでウォーキングばかりしていましたが、ピクミンブルームの配信後から加速しました。

いっぱい歩きます。

来年に向けて

仕事は結構がんばった気がするので給料上がってほしいなーという気持ち。

10月にはいまのマンションの更新があり、まだ引っ越すか残るか決めてないんですがどちらにしてもおかねは必要なのでがんばらないといけないなという感じです。

健康に気をつけて引き続きやっていきます。みなさま良いお年を。


  1. もともとチームでやってた雑談タイムにはたまに来てくれてよく話した

  2. まあスポンサーありきだけど

はじめてメルカリを使って2週間が経った

今までメルカリは「独自のしきたりが存在する魔境」「めんどくさい人がたくさんいる」イメージで怖くて使っていなかった。

しかし、以下の理由から重い腰を上げて使い始めようと思った。

 

  • 本棚がキャパを超えてきて本が溢れ始めている
  • 処分しようと思いつつそのまま2度引っ越し時に運んでしまったものが多くそろそろ処分しないといけない
  • 初期不良で交換対応になったゲーミングヘッドセットが未開封品として届き、ゲーミングなやつ入らなくなったから現金化したくなった
  • 今使っている布団の腰の部分がもうほぼ床にタオル敷いてるぐらいのヘタリになってきたのでいい布団がほしい(売った金を足しにしたい)

とくに、ハードダーツボードとダーツボードサラウンドは学生時代家でダーツ環境を作るために買ったが、ボードをかけるためのラックは処分してしまったので2度引越しの時にそのまま運んだきりになっていた。

最悪このダーツボードを処分するのを最低目標としてとりあえず出してみようと思った。

 

やったこと

出品しまくった。

本棚から「状態が綺麗め」「手放してもいいかな」と思えるものをピックアップ、バーコードを読ませつつ裏と表の写真を撮り値段をつける。

ついでに中身を確認してほこりを払ったり、(普段から書き込みする人ではないが)念のため書き込みしてないか確認。

一番処分したかったハードダーツボードとサラウンドについては箱から出して家の中で綺麗めな場所を見つけて立てかけて写真を撮る。

使ってないThunderboltケーブルとかも見つけたので出品。

 

本については「あとよろメルカリ便」を使った。

https://www.mercari.com/jp/atoyoro-mercari/

16点ほど段ボールに詰めて倉庫に送ると出品準備しておいてくれて、買われたら1日前後で配送してくれる。

 

結構売れることに気づいてからは、以前使っていたダーツのバレルや、新しいダーツバレルをポチる前提でメインで使っているバレルを出品。

箱や付属品を残しておいたおかげでだいぶ見栄え良く出品できた。

 

わかったこと

意外と売れて楽しかった。

ダーツ用品なんかは「一度使ってみないとわからない」という性質上数回使っただけの出品や、ある程度使われてても試してみたいという人がいるようで普通に売れた。専門店買取では二束三文で

だったのが手残り1500円ぐらいになったりした。不用品を出しているのでほぼ無の状態から金になっているのは気分が良かった。

 

出品時の写真撮影についてはiPhoneで十分であるものの、どうしても夜中に電灯の下でやるとあんまりいい感じにならなかったので天気のいい昼間とかに自然光を生かしまくってとったほうがよく見える気がした。

 

一番危惧していた梱包については、結構大変と思ったものの資材さえ用意しておけばなんとかなることがわかった。

幸い、郵便局やローソンは徒歩3分圏内、もう少し歩けば100均や日用品コーナーが充実しているスーパーもある。OPPテープやラッピング用の透明度の高い袋、クッション封筒などをストックしておけば売れてすぐちょっと詰めるだけですぐ発送ができた。

ただ、サイズが特殊だとだいぶ難しかった。ダーツボードについては46×46×4と言った特殊なサイズで、死ぬほどめんどくさくなった。おまけに100サイズを超えると匿名配送ができなくなる。100サイズを超えないよう、大きなビニール袋を二重にしてOPPテープでいい感じにして防水だけはなんとかなるようにした。結果悪い評価はつかなかったのでほっとした。

その次に面倒だったのはオラクルカード。ちょうど箱で3cmぴったりでクッション封筒に入れたら郵便局でNGを食らった。ゆうパケットプラスにいれて緩衝材入れまくってなんとか送れた。

 

意外と値段をつけるのも大変だった。出品した値段から1割の販売手数料が引かれたところが売上。そこから配送料がかかる。匿名配送なら手数料と同じように実費分が引かれる。ダーツボードとサラウンドについては大きい商品だったのでそれぞれに配送料1000円がかかり、予想より利益は少なくなってしまった。

 

あとよろメルカリ便については、とても楽だった。売れたら売れただけ出品しないといけないのが、放っておいても売れるのはやはり楽だった。

その分配送料が少しだけお高めだったり、売れ残ったものを引き取る際に送料がかかるから少しでも売り切ろうと値段を下げざるを得なかったりするが、それでも面倒がなくなるのはとても良かった。ただこのサービス現状1ユーザ1回きりしか使えない様子。事業としてもフィジビリティテストの段階のようで結構運用でカバーしている感じが見受けられた。

 

懸念していためんどくさい人の存在については、意外にも数百円の値下げを言ってくる人はいても面倒な人はいなかったのでだいぶ楽だった。

 

全然関係ないけど、日常的にメルカリアプリ開いて商品見てると購買意欲が掻き立てられてしまうのでほどほどにしないといけないと思った。

 

次にやること

結果的に2.5万円弱の臨時収入になり、振込申請を出したのでいい布団を探している。

 

コツはわかったものの一定のめんどくささはあるのでほどほどにしたい。でも本棚はもう少し整理したいし、使ってない綺麗めなmag safeとかがあるのでもう少し出品し続けてみようかな。

enPiTがきっかけでTDDyyχは生まれたのだという話

この記事は 全enPiT Advent Calendar 2020 - Adventar の13日目の記事です。

enPiTがどういうものでこういう理由で素晴らしいよって話は若い人たちがしてくれていますが、ざっくりするとこんな感じ。

  • enPiT: 今年度で終了となる文科省プロジェクトのこと
  • 講義や演習、研究だけでは身につかない実践的な学習を大学でやる、という取り組み
    • たとえばBizApp(の後半)やBizSysDでは学生たち自身が見つけた課題を解決するプロダクトを、学生チームで開発、プレゼンし、改善を繰り返していくというのをやっている

今回はenPiTとTDDワイワイ会の関係性について書きます。

私について

enPiT BizAppを修了した社会人です。

twitter.com

  • 筑波大学大学院システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻 高度IT人材育成のための実践的ソフトウェア開発専修プログラム(高度IT専修)*1 修了生
    • 1年間のプロジェクトをM1, M2で実施し、M2のプロジェクトで特定課題研究報告書を書けば卒業できる
    • その代わり必要単位数が通常の修士課程の2倍ぐらいになっている
  • enPiT1 BizApp 2期修了生
    • BizAppはBizSysDの前身。2014年受講
    • 上記高度ITコースではenPiT関連科目が必修科目
    • M2では学生メンターもやった
  • TDDワイワイ会 代表 *2
  • AIIT enPiT 2019, 2020 社会人メンター

現在はここでWebエンジニアとして仕事をしています。

「TDD+モブプログラミングでワイワイする会(TDDyyχ)」とは

tddyyx.github.io

テスト駆動開発(TDD)とモブプログラミングをみんなでワイワイしながら体験し、ともに学ぼうというイベントです。TDDやモブプロ自体はチュートリアルとして最初に教えるものの、我々もすべてを教えることはできないので、運営も含めた参加者がそれぞれ学びたいことを学ぶきっかけにするというのが特徴だと思っています。なんなら誰も来ず運営だけになってもやってると思う。

新型コロナウィルスが流行る以前まで、月1回程度東京で開催するほか、出張開催(函館・岩手・広島・北九州・沖縄)や産業技術大学院大学主催のenPiT夏合宿での講義としても開催していました。

運営としてはオンライン開催に価値があることを認めながらも、オフラインでワイワイすることにより価値をおいていたのでそのまま自粛していました。ちょっと落ち着いた頃合いを見計らって、参加者を絞ったり感染対策をするなどして Global Day of Coderetreat 2020 in #tddyyχ - connpass で久々の開催をしました。 *3

ここまでが長い前置き。

TDDyyχが生まれるまで

enPiTでは女性教員で構成されるWiTという女性部会があります。ここで、女子学生を集めてCoderetreatをやろうというイベントが何度か開催されていて、初回は2017年7月に開催されました。

wit.connpass.com

もともとその前辺りからenPiT BizApp修了生で横のつながりつくろうよ、という名目でコミュニティを作り始め、Slackを立ち上げたりなんどかイベント*4をやっていたりするところでした。そこで関わりがあったメンバーも含めてCoderetreatのenPiT関係者枠に社会人メンターとして参加しています。

イベント自体は参加者全員をシャッフルして2人組を作ってConway's Game of lifeをペアプロで実装するのを毎回コードを捨てつつ6セットほどやるというものです。後半になってくると新しいことにチャレンジしてみよう!という流れもできていたところでモブプログラミングをやろう!という話になっていた気がします。Coderetreat自体はペアプロでGame of Lifeを実装するだけなのですが、アクティビティカタログといったチャレンジ項目のリストが用意されていてその中でTDDをやっていた気がします。もっというとこのイベントの前に永和システムマネジメントさんのコワーキングスペースをお借りしてGame of LifeをTDD+ピンポンで実装するというコソ練をやっていたので前提としてTDDはやっていたのかもしれません。

ちょうど2017年は、RSGT2017 Day1のKeynoteで『アジャイルコーチング』の原著者Rachel Daviesさんがモブプログラミングを紹介していて、その年のAgile JapanやDepOps Days Tokyoなどでモブプログラミングのブースができて界隈にモブプログラミングが流行っているころだったと記憶しています。*5

そこで一緒にやっていた私たちが「これは楽しいからもっとやりたい!」という声をあげて、産技大サテライトキャンパスの部屋を使わせてもらって、素振りする会をやりはじめました。この頃には次の人が実装する分のテストを落としてから交代するTDDワイワイ方式でやっていたようです。 その頃から「自分たちが勉強するための場」と位置づけていたので、パブリックに参加者を募集してやるのは結構ギリギリまで控えていました。

そのころちょうどCoderetreat for girls #2が開催予定だったものの、肝心の学生がほとんど集まらずに開催中止になるという事態になり暇になってしまった社会人参加者の受け皿として作ったのがTDDyyχ その1であり、それ以降定期開催されるようになっています。

というわけでTDDyyχはenPiTがなかったら生まれていないのでした。ちなみにenPiT以後、TDDyyχのありかたも変えないといけないという話はありますが、その話はまた今度。

*1:現在は募集停止

*2:代表というロールであってリーダーではない。強いて言えばビアバーにいったときフードメニューを適当に選ぶ係になってる

*3:世界中でオフライン開催をやったのはうちともう1カ国だけ

*4:https://fuchipit.connpass.com/

*5:この辺記憶をベースにいろんなブログで裏取りしただけなので間違ってたらおしえてほしい

睡眠時無呼吸症候群の治療をはじめてだいぶ経った

はじめに

睡眠時無呼吸症候群の治療としてCPAPの使用を開始してから2年ぐらいたったのでまとめます。

こんな人に向けて書いています:

  • 最近いびきがうるさいと言われて不安なひと
  • 寝ても寝ても寝たりないと思っているひと
  • そんなに太っているわけではないけど無呼吸の症状をみて自分と同じだと思っているひと
  • 無呼吸らしいが治療ってどういう流れになるのか不安なひと

※医師ではなく完全に罹患者目線です。

睡眠時無呼吸症候群とは

詳しいサイトをはっておきます。

659naoso.com

睡眠時無呼吸症候群に気づく・しらべる

自分の無呼吸に気づくのはだいたい以下のタイミングかと思います。

  • 相部屋になった友人から「いびきがうるさくて寝られなかった」と言われる
  • 試しにアプリで寝ているときの物音を録音したらすごいいびきだった
  • 毎朝すごく身体がだるい
  • 毎日昼頃に眠くなる
  • もはや仕事中いつの間にか寝ていてナルコレプシーかと思う

単なるいびきであれば世の中にあるいびき対策グッズでなんとかなるものも多いです。
睡眠時無呼吸症候群として起きているいびきでは「呼吸が止まっている」ので息切れしているような声が出ます。
自分が治療開始する前は1時間に50回以上は無呼吸・低呼吸(呼吸が止まっているか酸欠状態かが1秒以上続く)になっていました。
酸欠になり、身体が「なんとかして呼吸させろ!!!」と身体に信号を出すので脳が全く休まらない結果上記のような症状が起きるようです。

659naoso.com

自分は現在100kg前後の巨漢なので、無呼吸になるのもなんとなくわかると思うのですが、
やせ型なひとでも鼻や顎の骨格の問題で無呼吸が起きていることもあるので偏見を持たずに診察を受けてみてほしいです。

実際に睡眠時無呼吸症候群かどうかは受診しないと確定しないのですが、「自分の眠気が病的かどうか」を判別するセルフチェックである エプワース眠気尺度 というのがあります。こっちを先にやってみましょう。

www.sf-36.jp

ここにある ESS日本語版 調査票 をダウンロードして点数をカウントしましょう。(非営利目的なので登録しなくてよいと思います)

点数が11点以上であれば何らかの可能性で強い眠気が起きている可能性があるので診察を受けましょう。

診察を受ける

どこに診察にいくか大事ですが、いくつか病院検索があるのでこれで探してみましょう。

659naoso.com

mukokyu-lab.jp

簡易検査・精密検査の実施可否が書いてあります。詳しくは後述しますが、こんな感じ。

  • 簡易検査: 自分で検査キットを持ち帰って一晩装着して寝る
  • 精密検査: 一晩寝ている様子を観察されたり、脳波計つけられて寝る、より詳細に病状を確認する

簡易検査で軽度〜重度だね、と判別されると精密検査になります。
上記のエプワース睡眠尺度で14点以上とか出ていると重症の可能性高くなるので、最初から精密検査のできるところにかかっておくと転院とか考えなくていいので楽だと思います。

自宅での簡易検査

おそらく病院でもエプワース眠気尺度を書けと言われて、11点以上だと簡易検査を勧められると思います。

  1. 病院でキットを受け取る
  2. 持ち帰って寝る前に装着
  3. のどセンサ・鼻センサとか指の血中酸素濃度をはかるセンサとか
  4. 一晩寝る
  5. キットを病院に返す
  6. 当日or後日説明

思い返すと鼻センサが結構くすぐったかったり翌朝鼻風邪っぽくてなかなか辛かった覚えがあります。
これにより自分が寝ている間どれぐらいいびきを書いていたり、無呼吸・低呼吸回数がわかります。

1時間あたり30回以上無呼吸・低呼吸になっていると睡眠時無呼吸症候群の重度と判定されるようです。
軽度の場合はよくわかりませんが、別の病気とかいびき対策グッズを勧められるかも知れません。

治療費はそこまで取られなかった記憶。3割負担で1万もいかないと思います。

場合によっては鼻の治療をするかも

睡眠時無呼吸症候群とよく一緒に言われるものとして、耳鼻科的原因による無呼吸があります。 自分の場合は

  • 鼻中隔湾曲症
  • 副鼻腔炎の鼻茸(あとで別の医師から好酸球性副鼻腔炎かも、といわれた)
  • アレルギー性鼻炎

などを併発していて鼻の外科的手術をしました。
物心ついたときからあった片方の鼻の穴の通りが劇的に改善され、鼻風邪に悩まされなくなりました。
当時の主治医には「どれだけ無呼吸の治療をしても鼻が良くならない限り改善しないので鼻を先に治すべき」と言われました。

このときの治療費は高額療養費制度の限度額いっぱい+差額ベッド代1万ぐらいでした。
逆に上限いっぱいなので上記全部だいたい治療してもらえました。

自分の場合は若干の改善は見られましたがすべてを解決するまでには至らなかったので精密検査になりました。

精密検査

病院に泊まり、一晩寝ます。

脳波計をめっちゃつけられて、指もつけられていびきセンサもつけられてコードだらけになって寝ます。
自分は定時前退社→直接出社としましたが翌日はあんまり寝れなくて仕事になりませんでした。余裕をもってスケジュールしましょう。

自分が入院したところはカメラ映像も導入されていたので、自分の呼吸が止まって悶え苦しみながら身体を必死に動かして呼吸しようとする姿を見ることができました。

さっさとCPAPをもらいたかったので差額ベッド代多少かかってもいいから早く受けたい、としたら5万ぐらいかかった記憶です。
(後述の検査入院も含めて10万ぐらいだった記憶)

CPAP(持続陽圧呼吸療法)装置を導入する

精密検査で「あなたは重度の睡眠時無呼吸症候群です」と認められるとめでたく(?)CPAPの導入になります。

CPAPはこんな感じのやつです。家に持ち帰って使うことになります。
場合によっては圧力調整のために再度検査入院することになるかと思います

https://www.irasutoya.com/2015/09/cpap.html

このいらすとでは口まで覆っていますが実際は鼻を覆うことになります。

何らかの影響で呼吸が止まっているところに鼻から空気を送って気道を確保する、というしくみらしいです。
人によって喉のふさがりやすさが違うようで、自分はふさがりやすいためにこれが必要らしい。

これをやると

  • 気道が確保されて世界が変わったように寝覚めがよくなる(コンディションによる)
  • 鼻の奥が乾きまくってつらい(←加湿機能のある機種やオプションをつけてもらうと解決する)
  • 空気が送られるのでお腹が張る
  • 鼻から管が伸びているので寝相が辛くなる
  • 枕元に器械をおかないといけないので寝具を工夫しないといけない
  • 旅行先に持っていかないといけないので宿泊がおっくう

ということが起きます。

この装置は人工呼吸器と同じようなもので医師の許可をもらいながら使わなければならず

  • 病院からのリース
  • 1ヶ月に1度の診察が必須
  • 3ヶ月以上診察しないと没収

という形態になります。

費用は1ヶ月5,000円弱かかります。
これによりだいぶ生きやすくなりました。あるのとないのとではだいぶ違います。つけ忘れると一日つらいです。 これが2年ほど続いています。

根本治療

肥満が原因の場合にはもちろん減量がすすめられますが、10kgやせて20%の人しか改善しないらしいです。
自分の場合は70kg以下だったときにはあまり顕著に症状が出なかったのでやせないとしぬってやつだと思います。
自分が通っている病院では3ヶ月に1度血液検査、そのたびに栄養士からの食事指導を入れられました。

ただCPAP導入前は運動する気力すら起きないぐらいだるくなってしまっていたのでCPAPを導入する意味はあったと思います。

最後に

金は掛かりましたが、鼻通りが解決し、睡眠の質がまともになってだいぶ生活しやすくなったのでやってよかったと思いながら生活しています。

「いびきがうるさい」「呼吸止まってたよ」と言われたり、仕事中に眠すぎて死にそうになっている人の参考になったら嬉しいです。

転職ドラフトを使って転職しました

今回転職ドラフトを利用して転職をしたのでその体験談を書きます。 *1

※こちらの記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンに参加しています

job-draft.jp

転職ドラフト、すごくいいサービスでおすすめしたいです。明日から第14回ドラフト開始なので今がチャンスです。 登録時に "JKAZ" というコードを入れるとレジュメ審査OK+ドラフト参加終了時にお互いにオライリー本とかプロテインとかもらえるので入力して一緒に本をもらいましょう。

転職自体はすごくエネルギーを使うものでしたので転職自体を強くおすすめするものではないですが、自分の市場価確認とかにはいいサービスなので登録するだけでもありだと個人的には思いました。

index

以下のような内容を勧められていたのでこれに則って書きます。

  • 転職ドラフトに登録したきっかけ
  • 転職ドラフトでの指名状況
  • 面接で感じたこと
  • 転職ドラフトへの改善要望
  • 転職ドラフトを使ったことがない方へのメッセージ

転職ドラフトに登録したきっかけ

いつ登録したか、から遡ると2017年7月でした。 当時もキャリアに悩んでいたころだったかなと思います。 いろんな求人サイトに登録しましたが、ITエンジニアに特化しているところってあまりなくて、「この企業どうみても受託しかやってないように見えるな」「どこも使い倒されそう…」と思っていたところに転職ドラフトを見つけていいサービスだなと思った記憶があります。

ただ、そのときはレジュメを書くのが結構面倒になってしまって。特に経験プロジェクトは2個以上書くことをおすすめされていましたが自分は入社してから1プロジェクトしか経験していなかったのでどうしようと思って放置していました。

今年の春に転職しようと思い立ってまずやったことの1つが転職ドラフトのレジュメを更新して審査を通すことでした。

転職ドラフトでの指名状況

まず、自分が参加した第13回のレポートを貼っておきます。

第13回入札結果|転職ドラフト - ITエンジニアを競争入札

ありのままを書きます。

  • 指名: 9社(うち1位指名1社)
    • 企業側が提示年収を添えて出すスカウト。長文を書かないといけないので1つの指名のコストは企業側にとって結構高い
  • 企業側から提示された年収
    • 平均: 564万円
    • 最高: 800万円
    • 最低: 480万円
    • 中央: 540万円
    • 1位指名額(各社1人だけにできる指名。特別感がある): 520万円
  • 承諾: 5社
    • 指名に応えて面接を受けること

指名額はあくまでファーストインプレッションなので、その後の面接によってあがることは十分あります。下げる方は90%ルール等もあり、企業側には制限されています。

90%ルールはこちら。

提示年収90%ルール
内定年収が、転職ドラフト上で提示した提示年収(定義は上記)の90%を下回ることは禁止しています
内定年収が、提示年収より上がる分には問題ありません
ユーザーが承諾した時点での提示年収に対し、90%ルールを適用します

job-draft.jp

ちなみに指名9社は指名数だけ見たら上位10%とかだったような気がします。 高年収を提示されている人は数社ぐらいしか指名をうけてないというのも面白いです。

面接で感じたこと

転職自体始めてなので正直どうなのかわからないんですが、転職ドラフト以外のチャネルで紹介してもらった企業の選考を受ける際には年収の目安が最終面接を通るまでわからないんですよね。

転職ドラフト経由だと、ある程度お互いに最終的なオファーレターにかかれてくる金額の目安やなにがやりたい、なにができるとかの共有がだいたいできているのでお互いに熱い状態から進められるのはやりやすいなと思ってます。

どの面接も、指名時に長文を書いて送ってきてくださっている方が同席されていたので「どうしてあなたを指名したのか」という理由が明確になったので楽でした。

また、ドラフトルールの中で

■現年収や希望年収を聞く行為について 提示年収よりも内定年収を上げることを検討している場合のみ聞くことができます

と明示されているので不快な思いもしませんでした。

転職ドラフト以外で紹介された某社には直近3ヶ月の給与明細の写しを提出されるぐらい聞かれて嫌でした。

転職ドラフトへの改善要望

強いてあげるとすると、日程調整機能がもう少し強化されると日程管理がやりやすいです。iCal連携がなされていれば、確定した日付をカレンダーにいれられるので、確定された日付は先方からの承諾を得なくても入力できるとか。

あとはメッセージ機能があるのでスマートフォンアプリになってると使いやすいかなと思いますが、いまのメール機能で十分なのでそこまで必要でもないと思います。

転職ドラフトを使ったことがない方へのメッセージ

自分の適正年収を直接採用される側から教えてもらえるサービスはあんまりないと思うのですごくおすすめです。

転職への意向がないと企業側からの指名も入らなそうなので、転職前提の方が良いとは思いますが、そうでなくても自分の市場価値を推測できるのでどんどん登録したら良いと思います。

今の仕事、今のキャリアに悩んでいる方にはおすすめしたいサービスです。ITエンジニア目線で作られていて使いやすいので興味あれば登録してみてください。

*1:先に転職エントリ書こうかと思ったけどFacebookで先に書いてるのでいいかなと