2022年ふりかえり

あと4時間ない状態からようやく筆を取りました。書けるだけ書く。

お仕事

本業

3月で今までの上司が退職し、そのまま持ち上がる形でチームマネージャーになった。上司が事業部長に変わったかたち。 おちんぎんは通常の昇給に比べてぐーんと上がったものの、業務量と業務範囲が増えて深夜残業も増えた。1

同時に普通にコードをバリバリ書く人が1人いなくなっているので実際困った。一応マネージャーになったので「チームに成果出させるのがマネージャーだよな」という気持ちを持とうとしたが、正社員エンジニア採用は(当然ながら)うまく進まず、社内異動も(なぜか)発生しなかったので実際自分が手を動かさないと仕事が進まない。その上事業部としてはやりたいことが大量に積まれているという状態なので自分で頑張らないといけない状態。インターン生とか未経験からの2社目みたいな人でも受け入れて「育成」というものにチャレンジしたい気持ちがあったが、それをやると文字通り忙殺されるだろうなという感じだったのでやめざるを得なかった。

一応マネジメント路線でキャリアを進めることは前の上司と話していたので問題なかったし、納得していた。実際には「マネージャーロールを持っている人がチームにいないと運営上回らない」という不都合の解消のために存在しているような感じでプレイングを半分以上やっているような印象。いろいろ交渉して業務委託契約の人を増やさせてもらうなどしてうまくできているが、根本的な問題の解決にはならない。でも計算上は人が一人増えたことになっている。

手を動かすといいつつ、コードをバリバリ書くのはメンバーにまかせていたのでコードの量的にはほんと大したことないのだが、設計を作ったりレビューしたりはよくやっていたし、例えば

メンバー「こういう機能作ろうとしてるんですけど、どれぐらいかかりそうですかね」
わたし「あ、あぁぁぁ〜〜 そこですか、やりようにもよるんですが○○が〜〜だけなら○週で、フルセットでやるなら○ヶ月ぐらい見たほうがいいですね。ただ前者の場合も××の対応だけはやりたくて、機能リリースしたあとその工数分の確保はしたいです」

的な会話をよくしていた。 6,7月ぐらいで仕様を詰めていた機能のリリースが(シルバーウィークとか開発終盤での要求追加などで)10月になった。やっぱり人とかコミュニケーションとかの問題でリードタイム長くなりがちだよね、とふりかえりしつつ出せた機能自体は現場のオペレーション改善に大きく役立ったようで革命的だと称賛された。でもやっぱりコード書く以外の部分での困りごとが多くてもどかしさのほうが勝ってしまっているし、機能出せてなかった9月までの間に普通に営業チームでのメンバー間での切磋琢磨で売上が増加していたらしくよくわからない。

第3四半期になってからは上司(事業部長)が変わって降ってくる要求の変化に追従していた。そんな中EoLが迫るPHP7.4から8.1へのアップデートを(ひとりで)ひたすらこなした。変更ファイル数が600ぐらい。11月末にリリースできそうな目処がたち、12月の頭にえいや!でリリースしたもののポロポロと積み残しが出てくる。中旬ぐらいまで片付けていたのでなかなか気が休まらなかった。正月ぐらいはゆっくり休もうかなと思っていたが、年の瀬にカジュアル面談が入ったり年始から出社しないといけない理由ができたりしたので有休1日追加だけ。休みてえ。

総括すると、限られたリソースで仕事を前に進めたり、成果をあげたりするのをなんとかする能力はついたかもしれない。ただエンジニアとして成長できたかはよくわからないなという1年でした。 「このチームでそれを実現するにはこれぐらいかかるよ」という判断を数え切れないほどやっていたのでその辺りの推量する力はついた(目覚めた?)気がします。 一方でPHPバージョンアップ対応をやっていく中で結構よくわからないエラーがたくさん出ても総合力を駆使して格闘できていた感はあり、その辺はまだ衰えてないし、楽しくできていたと思います。大量に新しいコードを増やすのは…リハビリが必要かもしれない。

振り返って考えるとプライベートでのかかわりや、社の顧問の方などに大変さを話せる機会も多かったので、困難な状況の中でもバランス感覚を保ちながら仕事ができていたのがよかったですね。

副業

昨年に引き続きTechTrainでのメンターは(少ないながらも)続けていました。寄稿したり、よく面談してた人が転職成功させたり。

techtrain.dev

zenn.dev

note.com

また完全に別の話では前職の人からの紹介でお仕事を受けていました。 エンジニアのいない会社でデータ基盤を用意したり、業務自動化をしたりするお仕事。 こっちのお仕事のほうで家計の収支がだいぶ改善されましたが確定申告がこわい。

プライベート

踊り手オタク

現場にもいく踊り手2オタクおじさんになりました。 最推しの岩茶(いわちゃ)さん(以下、推しと呼称)です。今日投稿された動画を見てくれ

前々から追っていたけどリアルイベントに出るような方ではなく、ニコニ広告3をたまに投げる程度の関わりしかありませんでした。 ところが今年は超会議出演に挑戦する!とかイベント4に初めて出演する!とか精力的に活動されていたのでこちらもがんばって応援していました。以下参戦履歴。

  • 超会議2022 ではじめて推しと会う。超会議自体も初めて行った。推しが書いたポスターが至るところに貼られていたし、推しがステージの上で踊っていた!(飛び入り参加可の時間帯だけど)
  • シキサイVol.1 Ⅰ部 現地参戦。推しのイベント初参加。超会議から1週空かずにイベントだったので濃かった
  • 6月に出した動画の成果がよく踊スタNEXT Vol.01 というイベントに出られることになり現地参戦
    • 参加無料。東京建物 Brillia HALLの一角にあるドワンゴ社の公開収録用スタジオを囲むようにオタクたちが路上でパフォーマンスを見守る
    • 獲得ポイント数5が上位3位までの人が次回も出られるという勝ち抜き型のイベント
    • Vol.01〜06までの合計獲得ポイント数上位3名が3月にTFTホールで行われる「ダンマスN」への出演権を得られる
    • 推しが2位通過
  • Vol.02 オンライン参戦。推しが2位通過
  • 私立音泉学園付属 声舞高等学校文化祭【声舞祭】(11/06) 現地参戦
  • Vol.03 現地参戦。推しが1位通過
  • Vol.04 現地参戦。推しが2位通過
  • シキサイVol.2 Ⅰ部に現地参戦。推しは出てないがコラボしている人から来てと誘ってもらったし、ほかにも見たい人がいたので快諾した

現地参戦している場合は差し入れと、月1の頻度でファンレターを書いて持っていきつつ、2ショットチェキを撮ってもらったり写真取らせてもらったりしています。6

差し入れは考えているときはとても楽しくて、最初はお菓子を持っていったりしていたが最近は「推しの『かわいい』に課金したい」の気持ちになり、美容アイテムやコスメなどを贈っている。銀座のジルスチュアートに入ったときは緊張しました。同じ事業部のよく話す女性の同僚にも推しがかわいいという話をしており相談に乗ってもらっています。

ファンレターは毎回レターセットを新しいものにしていた結果レターセット集めが趣味に。拙筆ながら徒然草にも自筆のほうがいいよねって書いてあるじゃん!という気持ちで万年筆で自筆しています。

推しが出るイベントはすべて行こう、という気持ちでいたがそれ以外は乗り気でなかったのと「踊スタNEXTでの通過に自分のリソースを集中したい」という気持ちだったが、最後のは行ってみようかなという気持ちがあったのを背中押されたので。

踊り手というのは頻繁に動画あげてるのは学生が多いものの、うちの推しは社会人2年目ながらしっかりと活動しているところが好きで推しているところがあります。踊スタNEXTが始まってから毎月1回以上イベント出演がある状態になっているけど、それでもなお毎回新しい演目を用意して臨んでいるし動画も上げているし、たまーにニコ生もやってもらえる。そんなのがいいなと。もちろん顔がいいのもあるんだけど。

今年は毎月1,2本のイベント出演によって度胸やパフォーマンスに関わるスタンスなど、彼女のなかでも変化があったように思います。「 自ら環境を創り出し、環境によって自らを変えよ」 じゃないけど、自分からそういう状況に飛び込んでいって自分を変えていくのを見ているのが楽しいし、嬉しい。そのままTFTホールで踊るのを見たい。

そんな感じで「楽しく活動できている状態」を続けられるように応援しています。

あとは私のようなおっさんばかりに推されるだけでなく、女子にも好かれてほしい!という気持ちがあり「多くの人の眼に触れてくれ」と散財しています。もともとあった知名度に加えて踊スタNEXTの出演によって更に知られることとなり、同担女子やうちの推しを好きな踊り手も増えているのを感じているので効果はありそうです。

「最高のアイドルとは終わらないアイドルである」7だなと思うものの、商売でやっていない、本業があるなか活動しているごく普通の20代の女の子にそれを背負わせるにはあまりに酷です。楽しくできるうちが華だからこそ、推しは推せるときに推せのきもちでやっていこうと思っています。

占い

以前からタロットカードを使っていて、一度は算命学をかじりましたが「算命学は学校行かないと真髄にはたどり着けなそう」というのとタロットとの親和性を買って西洋占星術を勉強しはじめました。 結果、自分は9月23日生まれながら生まれた時刻と場所からギリギリ乙女座であることが判明。今まで星占いはピンと来なかったものの「あなたは乙女座だよ、乙女座はこういう感じだよ」というのを読んでみてしっくりきていました。ただ覚えることが多くて暗記は無理。Scrapboxに学習の履歴をつけながら覚えています。

また悩み多い年でもあったのではじめてお金を払って占いのお店に行きました。自分で読む分だといくらでも都合よく見れてしまうので他人の視点は大事だと感じました。その通りにうまくいくわけではないけど。

麻雀合宿

前職の麻雀部8のメンツと集まって泊りがけで麻雀をするのを昨年から定期的にやっている。「有休使おうぜ」的な話から始まっているので土日に1つ足して2泊3日。もちろん1泊2日だと打てる時間が短いのもあるけど。

  • 5月 箱根(2泊3日)
  • 10月 湯河原(2泊3日)

なぜかやたら疲れるけどめちゃくちゃ楽しい。10月のときの宿なんかもう麻雀してもらうことに特化した宿で「ほぼ民泊では?」という感じの旅館だけどだからこそいいまであり、次回もそこになりそう。

スキンケア

推しに会う機会も増え、結婚も意識しつつやはり「なにもしなければ30代のおじさんである」と思いたち気を遣い始めました。 とりあえず無印のクリアケアシリーズの拭きとり化粧水・化粧水・乳液を1日2回使ってます。面倒なとき用にオールインワンジェルも用意しています。

一時期こういうのも毎日やってたけど今はそこまでモチベーションがない。でもやったら二重顎ちょっと改善しました。

www.youtube.com

家系的に「50過ぎても10年若く見られる」「肌の質がいい」「年をとっても髪の毛が黒々としている」といういい遺伝を受け継いでいるっぽいのでそれだけに頼らないでうまく運用しようと思います。

パーマかけた

9月末頃に通っている美容室の誕生月特典もあり、剛毛過ぎてコントロールできない髪の毛から脱却したくなってはじめてパーマを当ててみました。

結果、髪色変えないと正直印象変わらないなという感想。そもそもリアルで人とあう頻度が減ってるのもあるし、毛量がそもそも多いので違いが気づかれない。

でも通常なら伸びると放射状に伸びていってただでさえデカい頭が更にでかく見えてしまうのが、若干落ち着いたような気がしている。

2ヶ月に1回、奇数にあてていますが1月は少なくとも予約済み、3月はどうしようかなとか夏はどうしようかなとか考えています。直毛も嫌いじゃなかった。

RSGTとスクラムフェス

今年もスクラムに関連するイベントに(現地)参加しました。

スクラムフェスはそれぞれ(複数人ながら)登壇のために現地参加していました。(旅行のためだけに行っているような気がしたけどそんなことはなくてよかった)

2022.scrumgatheringtokyo.org

www.scrumfestniigata.org

confengine.com

www.scrumfestsendai.org

confengine.com

イベントいくと「自分でもプロポーザル出したい」思いはあるものの、いまのポジションだとまとまった学びとか議論のきっかけになるようなものが出せなくて難しいなと思っている。折に触れて考えるようにはしているけど…。来年はきっかけでもつかめるといいな。

その他

分類できないかつそこまで大きくない話

  • 財布を変えた
  • 上半期にポケカ始めたけど、いまはそこまでやってない。VSTARユニバースは買った
  • 学生時代に色々やっててよかったなという出来事があった
  • サンシャイン水族館初めて行った!マンボウ!
  • 昨年9月に通ってた個人の整体の先生が就職しちゃって行き場を失ってたら今年2月に背中が痛くなりすぎて近所のボディケアのお店に通い始めた。いまは1,2週に1回通っている
  • 今年も気のおけない人たちとうにとか牡蠣とかカニとか食べて美味しいお酒飲んで最高だった

さいごに

今年も私と関わっていただきましてありがとうございました。 来年もよろしくお願いします。基本なんでも声かけてもらえる分にはうれしいのでぜひに。


  1. Slackのメンションが減る18時以降がゴールデンタイムになってしまう - als_uz のブックマーク / はてなブックマーク 18時からバーーーーっとやってるといつの間にか22時過ぎてることがよくあった。あとはなかなか昇給できない人からのやっかみを受けた。
  2. 踊ってみた動画で踊っている人のことを指す
  3. ニコニコ動画内での動画ページへの流入を増やすしくみ。ニコニコポイントを払ったりチケットを消化したりすることで出稿でき、出稿されたポイントの多さに合わせて特定の枠に出る確率が上がる
  4. 主催が活動者を集めてライブハウス確保して催すライブ。物販で活動者と交流したりチェキとったりする
  5. 番組中のゲームやアンケート結果、投げられたギフト(各演者ごとに決められた運営への投げ銭アイテム)で決まる
  6. 交通費自費とかが多いので片道分の交通費ぐらいにはなるようにお金を渡すつもりでやってる。ライブハウスのイベントだとチケット取り置きノルマもあったりして大変。
  7. https://me-msc-u.hatenablog.com/entry/2018/09/21/194350
  8. 非公式。ほぼ健康麻雀(飲むこともあるけど)

スクラムフェス仙台にオンサイト参加してきました #scrumsendai

独自ドメインを維持するために毎月1,000円ずつ引き落とされてるのでたまにはちゃんと書こうと筆をとりました。

表題の通り、スクラムフェス仙台に行ってきました。スクラムフェス新潟でもTDDyyχのことについて話すセッションのSpeakerとしての参加だったんですが、今回もご縁がありSpeakerとしての参加でした。

www.scrumfestsendai.org

登壇

セッションはこちら。読書会やったよー、こんなこと書いてあったんだよー、こんなことを考えていたよー。って話でした。

confengine.com

speakerdeck.com

※筆頭だけどこれは五十音順 「フィードバックの受け手が意識すること」について話しました。構成上私が喋ったほうがいいだろうということで直前になって役割を入れ替えたのですが、意外になんとかなったし読書会の雰囲気も伝わった感じがあったので結果オーライでした。

運営

運営委員の「段取り8割」が完全に効いていて、とてもいいイベントになっていたと思います。 discordにも書きましたが、ベニュースポンサーであるenspaceの方も運営委員とほぼ同等の動きっぷりをしていたのを見ました。ベニューに温かく向かえていただけるとか、もしかしたら先方にとってもチャレンジだと思っていただけてたのかなと考えるとなかなか素晴らしいコミュニティなのではと感じました。

(enspaceについて触れている運営委員長の天野さん1のtweet)

新潟の1フロア開催と異なり、1F - 2F - 5Fを縦に使う感じだったため階段移動で腰への疲労が蓄積されたような気はしますが、たぶん気のせいです。

滞在

今回は初めてドーミーイン(Express)に泊まりました。ドーミーインはいいぞって聞いてましたが、結局飲んで帰ると夜鳴きそば終わってるし、大浴場入れるコンディションじゃないのでまあ別にそれでなくてもよかったかもなという感じでした。 でもオンサイトチケット取れたの1ヶ月前ぐらいだったし新潟のアートホテルに相当するやつがなかったのでけっこう今回は割とそういう理由でもないと決められなかったりしました。

あとみんな割と寿司食ってたけど寿司は食ってないですね。舟盛りは食べました。牛タン焼きも仙台を発つ直前に食べました。

全然関係ないけど、こうやってスクフェス行脚とかしてると自分の旅行スキルがどんどん上がっていってるのを実感します。

最後に

定期的に集まって(美味いもの食べつつ)相談したり近況報告したりできる場があるってのがいいよなと思います。また、そうして機会が定期的に発生することでやっていることを整理しようという気にもなります。 2

また今回は学生の方もけっこういらっしゃっており、2015年に学生としてひとりで(Co-Speakerとして)RSGTに参加したときから振り返るとこれもまた隔世の感ありといったところでしょうか。enPiT最高か?

オンサイト/オンラインの参加者のみなさん、運営委員のみなさん、enspaceの皆さん2,3日間お疲れさまでした。


  1. 同大学同学部同学科出身・前職のチームでアジャイルコーチとしてお世話になった・前前職のチームにもリーダーにコーチングしているといった感じでなぜかやたらと縁が濃い@ama_chさん

  2. 一応毎回プロポーザル出せないか考えてるんだけど……

2021年振り返り

Proに毎月課金しているが独自ドメインを確保しているだけの費用になってしまっているので久々に書きます。

仕事

開発チームの体制が大きく変わった

色んな所で言っている気がしますが、今年3月まで開発チーム(エンジニア・デザイナー・プロダクトオーナーの集合)は11人でやっていたところを4人にする(社員については異動先と兼務だが、メインは異動先)という体制変更があり、4月からは社員ひとりでほぼチームリーダーみたいな感じでした。異動したひとたちも大変そう1だったし、うちも大変だった。

「サーバサイドエンジニア自分ひとりしかいないから、ミーティングとか開発以外の対応してたらチームとしてのシステム上のアウトカムがゼロになる」というプレッシャーから5,6月はしんどかったんですが、諸々話を上げていって7月に解体されたチームのメンバーをうちに異動してもらえることになり、安定しました。^2

開発チームのだけの力ではないものの、各種改善を積み上げていけたため人数が減っても各種KPIは維持できて事業部売上予算もオーバー達成を続けられていたのでまあいくらかは貢献できていたかなという感じです。

そんな感じで2021年度上半期が終わったのですが、DBとかアプリケーションで障害とかようわからん問題とか頻発し、そっちの対応に追われて秋が過ぎ、いつの間にか2月に出したサービスの新機能開発を別チームが行うことになり1月中リリースというスケジュールで動いており、ぜんぜん落ち着かない日々を過ごしていました。

技術的なスキルアップというよりマネージャーになるためのスキルを比較的安全な環境で学習できているのかなとは思うものの「スキルが追いつかない中でポジションは与えられて差分を埋めるために学び続ける」という感じではないので自己効力感としては弱くて難しい。 でもいまのポジションで学べるところは多いからポジティブに吸収していこうと思っています

年収

2021年給与テーブル上はあがりましたが額面はステイでした 次は4月に改定です。

副業

TechTrainは相変わらず続いています。月5〜10回ぐらい面談受けています。 TechTrainのおかげでトラブルシューティング能力とメンタリング能力が高まっています。

休止中だった案件とか、新しい案件とかがくるので引き続きやっていけそうです。

プライベート

30歳になってしまいました。

タロットと算命学をちょっとかじっていましたが、星占いをちょっとかじりました。ソーラーサインハウスで読めるようにしたい。

落ち着いたタイミングを見計らって前職のひとたちと麻雀合宿にいったりしました。10半荘やって平均順位2.2位だったので満足しました。

TDDワイワイ会

tddyyx.github.io

毎月やっていたtddyyχですが、コロナ禍によって開催を見送っていたところ、3月の通常回とCoderetreatができました。

tddyyx.connpass.com

tddyyx.connpass.com

miholovesq.hatenablog.com

enpit2020.kibe.la

リアルモブプログラミングってコードと声だけの情報を処理しているんじゃなかったんだなと思いました。 来年はもっとコロナ禍が落ち着いてふるさと開催回ができたらいいな2

2020年の年末に治療途中で放置しちゃってたところの詰め物が取れてしまい、超痛くなって応急処置していたものを本格的に治しました。前に直したところもぶりかえして(?)いたので治療し直し。1〜5月あたりまでかかって治しきりました。 歯並びが悪いところについて、糸ようじを進められたので毎晩してます。

家計簿

マネーフォワードMEを使っていますが、なんか月間収支の値が体感と違いすぎたので確認してみたら銀行のデビットカードを使って連携していた記録の大半が誤ってモバイルSuicaへのチャージ扱いになっていて、変な値になっていました。 結果的に銀行口座を再連携して、1年分の記録の仕訳をやり直しました。 これによって正しい値が出るようになり、1ヶ月分の収支がわかりやすくなりました。しんどかったけどやってよかった。

ウォーキング

もともと歩くのが好きだったので、リングフィットそっちのけでウォーキングばかりしていましたが、ピクミンブルームの配信後から加速しました。

いっぱい歩きます。

来年に向けて

仕事は結構がんばった気がするので給料上がってほしいなーという気持ち。

10月にはいまのマンションの更新があり、まだ引っ越すか残るか決めてないんですがどちらにしてもおかねは必要なのでがんばらないといけないなという感じです。

健康に気をつけて引き続きやっていきます。みなさま良いお年を。


  1. もともとチームでやってた雑談タイムにはたまに来てくれてよく話した

  2. まあスポンサーありきだけど

はじめてメルカリを使って2週間が経った

今までメルカリは「独自のしきたりが存在する魔境」「めんどくさい人がたくさんいる」イメージで怖くて使っていなかった。

しかし、以下の理由から重い腰を上げて使い始めようと思った。

 

  • 本棚がキャパを超えてきて本が溢れ始めている
  • 処分しようと思いつつそのまま2度引っ越し時に運んでしまったものが多くそろそろ処分しないといけない
  • 初期不良で交換対応になったゲーミングヘッドセットが未開封品として届き、ゲーミングなやつ入らなくなったから現金化したくなった
  • 今使っている布団の腰の部分がもうほぼ床にタオル敷いてるぐらいのヘタリになってきたのでいい布団がほしい(売った金を足しにしたい)

とくに、ハードダーツボードとダーツボードサラウンドは学生時代家でダーツ環境を作るために買ったが、ボードをかけるためのラックは処分してしまったので2度引越しの時にそのまま運んだきりになっていた。

最悪このダーツボードを処分するのを最低目標としてとりあえず出してみようと思った。

 

やったこと

出品しまくった。

本棚から「状態が綺麗め」「手放してもいいかな」と思えるものをピックアップ、バーコードを読ませつつ裏と表の写真を撮り値段をつける。

ついでに中身を確認してほこりを払ったり、(普段から書き込みする人ではないが)念のため書き込みしてないか確認。

一番処分したかったハードダーツボードとサラウンドについては箱から出して家の中で綺麗めな場所を見つけて立てかけて写真を撮る。

使ってないThunderboltケーブルとかも見つけたので出品。

 

本については「あとよろメルカリ便」を使った。

https://www.mercari.com/jp/atoyoro-mercari/

16点ほど段ボールに詰めて倉庫に送ると出品準備しておいてくれて、買われたら1日前後で配送してくれる。

 

結構売れることに気づいてからは、以前使っていたダーツのバレルや、新しいダーツバレルをポチる前提でメインで使っているバレルを出品。

箱や付属品を残しておいたおかげでだいぶ見栄え良く出品できた。

 

わかったこと

意外と売れて楽しかった。

ダーツ用品なんかは「一度使ってみないとわからない」という性質上数回使っただけの出品や、ある程度使われてても試してみたいという人がいるようで普通に売れた。専門店買取では二束三文で

だったのが手残り1500円ぐらいになったりした。不用品を出しているのでほぼ無の状態から金になっているのは気分が良かった。

 

出品時の写真撮影についてはiPhoneで十分であるものの、どうしても夜中に電灯の下でやるとあんまりいい感じにならなかったので天気のいい昼間とかに自然光を生かしまくってとったほうがよく見える気がした。

 

一番危惧していた梱包については、結構大変と思ったものの資材さえ用意しておけばなんとかなることがわかった。

幸い、郵便局やローソンは徒歩3分圏内、もう少し歩けば100均や日用品コーナーが充実しているスーパーもある。OPPテープやラッピング用の透明度の高い袋、クッション封筒などをストックしておけば売れてすぐちょっと詰めるだけですぐ発送ができた。

ただ、サイズが特殊だとだいぶ難しかった。ダーツボードについては46×46×4と言った特殊なサイズで、死ぬほどめんどくさくなった。おまけに100サイズを超えると匿名配送ができなくなる。100サイズを超えないよう、大きなビニール袋を二重にしてOPPテープでいい感じにして防水だけはなんとかなるようにした。結果悪い評価はつかなかったのでほっとした。

その次に面倒だったのはオラクルカード。ちょうど箱で3cmぴったりでクッション封筒に入れたら郵便局でNGを食らった。ゆうパケットプラスにいれて緩衝材入れまくってなんとか送れた。

 

意外と値段をつけるのも大変だった。出品した値段から1割の販売手数料が引かれたところが売上。そこから配送料がかかる。匿名配送なら手数料と同じように実費分が引かれる。ダーツボードとサラウンドについては大きい商品だったのでそれぞれに配送料1000円がかかり、予想より利益は少なくなってしまった。

 

あとよろメルカリ便については、とても楽だった。売れたら売れただけ出品しないといけないのが、放っておいても売れるのはやはり楽だった。

その分配送料が少しだけお高めだったり、売れ残ったものを引き取る際に送料がかかるから少しでも売り切ろうと値段を下げざるを得なかったりするが、それでも面倒がなくなるのはとても良かった。ただこのサービス現状1ユーザ1回きりしか使えない様子。事業としてもフィジビリティテストの段階のようで結構運用でカバーしている感じが見受けられた。

 

懸念していためんどくさい人の存在については、意外にも数百円の値下げを言ってくる人はいても面倒な人はいなかったのでだいぶ楽だった。

 

全然関係ないけど、日常的にメルカリアプリ開いて商品見てると購買意欲が掻き立てられてしまうのでほどほどにしないといけないと思った。

 

次にやること

結果的に2.5万円弱の臨時収入になり、振込申請を出したのでいい布団を探している。

 

コツはわかったものの一定のめんどくささはあるのでほどほどにしたい。でも本棚はもう少し整理したいし、使ってない綺麗めなmag safeとかがあるのでもう少し出品し続けてみようかな。

enPiTがきっかけでTDDyyχは生まれたのだという話

この記事は 全enPiT Advent Calendar 2020 - Adventar の13日目の記事です。

enPiTがどういうものでこういう理由で素晴らしいよって話は若い人たちがしてくれていますが、ざっくりするとこんな感じ。

  • enPiT: 今年度で終了となる文科省プロジェクトのこと
  • 講義や演習、研究だけでは身につかない実践的な学習を大学でやる、という取り組み
    • たとえばBizApp(の後半)やBizSysDでは学生たち自身が見つけた課題を解決するプロダクトを、学生チームで開発、プレゼンし、改善を繰り返していくというのをやっている

今回はenPiTとTDDワイワイ会の関係性について書きます。

私について

enPiT BizAppを修了した社会人です。

twitter.com

  • 筑波大学大学院システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻 高度IT人材育成のための実践的ソフトウェア開発専修プログラム(高度IT専修)*1 修了生
    • 1年間のプロジェクトをM1, M2で実施し、M2のプロジェクトで特定課題研究報告書を書けば卒業できる
    • その代わり必要単位数が通常の修士課程の2倍ぐらいになっている
  • enPiT1 BizApp 2期修了生
    • BizAppはBizSysDの前身。2014年受講
    • 上記高度ITコースではenPiT関連科目が必修科目
    • M2では学生メンターもやった
  • TDDワイワイ会 代表 *2
  • AIIT enPiT 2019, 2020 社会人メンター

現在はここでWebエンジニアとして仕事をしています。

「TDD+モブプログラミングでワイワイする会(TDDyyχ)」とは

tddyyx.github.io

テスト駆動開発(TDD)とモブプログラミングをみんなでワイワイしながら体験し、ともに学ぼうというイベントです。TDDやモブプロ自体はチュートリアルとして最初に教えるものの、我々もすべてを教えることはできないので、運営も含めた参加者がそれぞれ学びたいことを学ぶきっかけにするというのが特徴だと思っています。なんなら誰も来ず運営だけになってもやってると思う。

新型コロナウィルスが流行る以前まで、月1回程度東京で開催するほか、出張開催(函館・岩手・広島・北九州・沖縄)や産業技術大学院大学主催のenPiT夏合宿での講義としても開催していました。

運営としてはオンライン開催に価値があることを認めながらも、オフラインでワイワイすることにより価値をおいていたのでそのまま自粛していました。ちょっと落ち着いた頃合いを見計らって、参加者を絞ったり感染対策をするなどして Global Day of Coderetreat 2020 in #tddyyχ - connpass で久々の開催をしました。 *3

ここまでが長い前置き。

TDDyyχが生まれるまで

enPiTでは女性教員で構成されるWiTという女性部会があります。ここで、女子学生を集めてCoderetreatをやろうというイベントが何度か開催されていて、初回は2017年7月に開催されました。

wit.connpass.com

もともとその前辺りからenPiT BizApp修了生で横のつながりつくろうよ、という名目でコミュニティを作り始め、Slackを立ち上げたりなんどかイベント*4をやっていたりするところでした。そこで関わりがあったメンバーも含めてCoderetreatのenPiT関係者枠に社会人メンターとして参加しています。

イベント自体は参加者全員をシャッフルして2人組を作ってConway's Game of lifeをペアプロで実装するのを毎回コードを捨てつつ6セットほどやるというものです。後半になってくると新しいことにチャレンジしてみよう!という流れもできていたところでモブプログラミングをやろう!という話になっていた気がします。Coderetreat自体はペアプロでGame of Lifeを実装するだけなのですが、アクティビティカタログといったチャレンジ項目のリストが用意されていてその中でTDDをやっていた気がします。もっというとこのイベントの前に永和システムマネジメントさんのコワーキングスペースをお借りしてGame of LifeをTDD+ピンポンで実装するというコソ練をやっていたので前提としてTDDはやっていたのかもしれません。

ちょうど2017年は、RSGT2017 Day1のKeynoteで『アジャイルコーチング』の原著者Rachel Daviesさんがモブプログラミングを紹介していて、その年のAgile JapanやDepOps Days Tokyoなどでモブプログラミングのブースができて界隈にモブプログラミングが流行っているころだったと記憶しています。*5

そこで一緒にやっていた私たちが「これは楽しいからもっとやりたい!」という声をあげて、産技大サテライトキャンパスの部屋を使わせてもらって、素振りする会をやりはじめました。この頃には次の人が実装する分のテストを落としてから交代するTDDワイワイ方式でやっていたようです。 その頃から「自分たちが勉強するための場」と位置づけていたので、パブリックに参加者を募集してやるのは結構ギリギリまで控えていました。

そのころちょうどCoderetreat for girls #2が開催予定だったものの、肝心の学生がほとんど集まらずに開催中止になるという事態になり暇になってしまった社会人参加者の受け皿として作ったのがTDDyyχ その1であり、それ以降定期開催されるようになっています。

というわけでTDDyyχはenPiTがなかったら生まれていないのでした。ちなみにenPiT以後、TDDyyχのありかたも変えないといけないという話はありますが、その話はまた今度。

*1:現在は募集停止

*2:代表というロールであってリーダーではない。強いて言えばビアバーにいったときフードメニューを適当に選ぶ係になってる

*3:世界中でオフライン開催をやったのはうちともう1カ国だけ

*4:https://fuchipit.connpass.com/

*5:この辺記憶をベースにいろんなブログで裏取りしただけなので間違ってたらおしえてほしい