2022年ふりかえり

あと4時間ない状態からようやく筆を取りました。書けるだけ書く。

お仕事

本業

3月で今までの上司が退職し、そのまま持ち上がる形でチームマネージャーになった。上司が事業部長に変わったかたち。 おちんぎんは通常の昇給に比べてぐーんと上がったものの、業務量と業務範囲が増えて深夜残業も増えた。1

同時に普通にコードをバリバリ書く人が1人いなくなっているので実際困った。一応マネージャーになったので「チームに成果出させるのがマネージャーだよな」という気持ちを持とうとしたが、正社員エンジニア採用は(当然ながら)うまく進まず、社内異動も(なぜか)発生しなかったので実際自分が手を動かさないと仕事が進まない。その上事業部としてはやりたいことが大量に積まれているという状態なので自分で頑張らないといけない状態。インターン生とか未経験からの2社目みたいな人でも受け入れて「育成」というものにチャレンジしたい気持ちがあったが、それをやると文字通り忙殺されるだろうなという感じだったのでやめざるを得なかった。

一応マネジメント路線でキャリアを進めることは前の上司と話していたので問題なかったし、納得していた。実際には「マネージャーロールを持っている人がチームにいないと運営上回らない」という不都合の解消のために存在しているような感じでプレイングを半分以上やっているような印象。いろいろ交渉して業務委託契約の人を増やさせてもらうなどしてうまくできているが、根本的な問題の解決にはならない。でも計算上は人が一人増えたことになっている。

手を動かすといいつつ、コードをバリバリ書くのはメンバーにまかせていたのでコードの量的にはほんと大したことないのだが、設計を作ったりレビューしたりはよくやっていたし、例えば

メンバー「こういう機能作ろうとしてるんですけど、どれぐらいかかりそうですかね」
わたし「あ、あぁぁぁ〜〜 そこですか、やりようにもよるんですが○○が〜〜だけなら○週で、フルセットでやるなら○ヶ月ぐらい見たほうがいいですね。ただ前者の場合も××の対応だけはやりたくて、機能リリースしたあとその工数分の確保はしたいです」

的な会話をよくしていた。 6,7月ぐらいで仕様を詰めていた機能のリリースが(シルバーウィークとか開発終盤での要求追加などで)10月になった。やっぱり人とかコミュニケーションとかの問題でリードタイム長くなりがちだよね、とふりかえりしつつ出せた機能自体は現場のオペレーション改善に大きく役立ったようで革命的だと称賛された。でもやっぱりコード書く以外の部分での困りごとが多くてもどかしさのほうが勝ってしまっているし、機能出せてなかった9月までの間に普通に営業チームでのメンバー間での切磋琢磨で売上が増加していたらしくよくわからない。

第3四半期になってからは上司(事業部長)が変わって降ってくる要求の変化に追従していた。そんな中EoLが迫るPHP7.4から8.1へのアップデートを(ひとりで)ひたすらこなした。変更ファイル数が600ぐらい。11月末にリリースできそうな目処がたち、12月の頭にえいや!でリリースしたもののポロポロと積み残しが出てくる。中旬ぐらいまで片付けていたのでなかなか気が休まらなかった。正月ぐらいはゆっくり休もうかなと思っていたが、年の瀬にカジュアル面談が入ったり年始から出社しないといけない理由ができたりしたので有休1日追加だけ。休みてえ。

総括すると、限られたリソースで仕事を前に進めたり、成果をあげたりするのをなんとかする能力はついたかもしれない。ただエンジニアとして成長できたかはよくわからないなという1年でした。 「このチームでそれを実現するにはこれぐらいかかるよ」という判断を数え切れないほどやっていたのでその辺りの推量する力はついた(目覚めた?)気がします。 一方でPHPバージョンアップ対応をやっていく中で結構よくわからないエラーがたくさん出ても総合力を駆使して格闘できていた感はあり、その辺はまだ衰えてないし、楽しくできていたと思います。大量に新しいコードを増やすのは…リハビリが必要かもしれない。

振り返って考えるとプライベートでのかかわりや、社の顧問の方などに大変さを話せる機会も多かったので、困難な状況の中でもバランス感覚を保ちながら仕事ができていたのがよかったですね。

副業

昨年に引き続きTechTrainでのメンターは(少ないながらも)続けていました。寄稿したり、よく面談してた人が転職成功させたり。

techtrain.dev

zenn.dev

note.com

また完全に別の話では前職の人からの紹介でお仕事を受けていました。 エンジニアのいない会社でデータ基盤を用意したり、業務自動化をしたりするお仕事。 こっちのお仕事のほうで家計の収支がだいぶ改善されましたが確定申告がこわい。

プライベート

踊り手オタク

現場にもいく踊り手2オタクおじさんになりました。 最推しの岩茶(いわちゃ)さん(以下、推しと呼称)です。今日投稿された動画を見てくれ

前々から追っていたけどリアルイベントに出るような方ではなく、ニコニ広告3をたまに投げる程度の関わりしかありませんでした。 ところが今年は超会議出演に挑戦する!とかイベント4に初めて出演する!とか精力的に活動されていたのでこちらもがんばって応援していました。以下参戦履歴。

  • 超会議2022 ではじめて推しと会う。超会議自体も初めて行った。推しが書いたポスターが至るところに貼られていたし、推しがステージの上で踊っていた!(飛び入り参加可の時間帯だけど)
  • シキサイVol.1 Ⅰ部 現地参戦。推しのイベント初参加。超会議から1週空かずにイベントだったので濃かった
  • 6月に出した動画の成果がよく踊スタNEXT Vol.01 というイベントに出られることになり現地参戦
    • 参加無料。東京建物 Brillia HALLの一角にあるドワンゴ社の公開収録用スタジオを囲むようにオタクたちが路上でパフォーマンスを見守る
    • 獲得ポイント数5が上位3位までの人が次回も出られるという勝ち抜き型のイベント
    • Vol.01〜06までの合計獲得ポイント数上位3名が3月にTFTホールで行われる「ダンマスN」への出演権を得られる
    • 推しが2位通過
  • Vol.02 オンライン参戦。推しが2位通過
  • 私立音泉学園付属 声舞高等学校文化祭【声舞祭】(11/06) 現地参戦
  • Vol.03 現地参戦。推しが1位通過
  • Vol.04 現地参戦。推しが2位通過
  • シキサイVol.2 Ⅰ部に現地参戦。推しは出てないがコラボしている人から来てと誘ってもらったし、ほかにも見たい人がいたので快諾した

現地参戦している場合は差し入れと、月1の頻度でファンレターを書いて持っていきつつ、2ショットチェキを撮ってもらったり写真取らせてもらったりしています。6

差し入れは考えているときはとても楽しくて、最初はお菓子を持っていったりしていたが最近は「推しの『かわいい』に課金したい」の気持ちになり、美容アイテムやコスメなどを贈っている。銀座のジルスチュアートに入ったときは緊張しました。同じ事業部のよく話す女性の同僚にも推しがかわいいという話をしており相談に乗ってもらっています。

ファンレターは毎回レターセットを新しいものにしていた結果レターセット集めが趣味に。拙筆ながら徒然草にも自筆のほうがいいよねって書いてあるじゃん!という気持ちで万年筆で自筆しています。

推しが出るイベントはすべて行こう、という気持ちでいたがそれ以外は乗り気でなかったのと「踊スタNEXTでの通過に自分のリソースを集中したい」という気持ちだったが、最後のは行ってみようかなという気持ちがあったのを背中押されたので。

踊り手というのは頻繁に動画あげてるのは学生が多いものの、うちの推しは社会人2年目ながらしっかりと活動しているところが好きで推しているところがあります。踊スタNEXTが始まってから毎月1回以上イベント出演がある状態になっているけど、それでもなお毎回新しい演目を用意して臨んでいるし動画も上げているし、たまーにニコ生もやってもらえる。そんなのがいいなと。もちろん顔がいいのもあるんだけど。

今年は毎月1,2本のイベント出演によって度胸やパフォーマンスに関わるスタンスなど、彼女のなかでも変化があったように思います。「 自ら環境を創り出し、環境によって自らを変えよ」 じゃないけど、自分からそういう状況に飛び込んでいって自分を変えていくのを見ているのが楽しいし、嬉しい。そのままTFTホールで踊るのを見たい。

そんな感じで「楽しく活動できている状態」を続けられるように応援しています。

あとは私のようなおっさんばかりに推されるだけでなく、女子にも好かれてほしい!という気持ちがあり「多くの人の眼に触れてくれ」と散財しています。もともとあった知名度に加えて踊スタNEXTの出演によって更に知られることとなり、同担女子やうちの推しを好きな踊り手も増えているのを感じているので効果はありそうです。

「最高のアイドルとは終わらないアイドルである」7だなと思うものの、商売でやっていない、本業があるなか活動しているごく普通の20代の女の子にそれを背負わせるにはあまりに酷です。楽しくできるうちが華だからこそ、推しは推せるときに推せのきもちでやっていこうと思っています。

占い

以前からタロットカードを使っていて、一度は算命学をかじりましたが「算命学は学校行かないと真髄にはたどり着けなそう」というのとタロットとの親和性を買って西洋占星術を勉強しはじめました。 結果、自分は9月23日生まれながら生まれた時刻と場所からギリギリ乙女座であることが判明。今まで星占いはピンと来なかったものの「あなたは乙女座だよ、乙女座はこういう感じだよ」というのを読んでみてしっくりきていました。ただ覚えることが多くて暗記は無理。Scrapboxに学習の履歴をつけながら覚えています。

また悩み多い年でもあったのではじめてお金を払って占いのお店に行きました。自分で読む分だといくらでも都合よく見れてしまうので他人の視点は大事だと感じました。その通りにうまくいくわけではないけど。

麻雀合宿

前職の麻雀部8のメンツと集まって泊りがけで麻雀をするのを昨年から定期的にやっている。「有休使おうぜ」的な話から始まっているので土日に1つ足して2泊3日。もちろん1泊2日だと打てる時間が短いのもあるけど。

  • 5月 箱根(2泊3日)
  • 10月 湯河原(2泊3日)

なぜかやたら疲れるけどめちゃくちゃ楽しい。10月のときの宿なんかもう麻雀してもらうことに特化した宿で「ほぼ民泊では?」という感じの旅館だけどだからこそいいまであり、次回もそこになりそう。

スキンケア

推しに会う機会も増え、結婚も意識しつつやはり「なにもしなければ30代のおじさんである」と思いたち気を遣い始めました。 とりあえず無印のクリアケアシリーズの拭きとり化粧水・化粧水・乳液を1日2回使ってます。面倒なとき用にオールインワンジェルも用意しています。

一時期こういうのも毎日やってたけど今はそこまでモチベーションがない。でもやったら二重顎ちょっと改善しました。

www.youtube.com

家系的に「50過ぎても10年若く見られる」「肌の質がいい」「年をとっても髪の毛が黒々としている」といういい遺伝を受け継いでいるっぽいのでそれだけに頼らないでうまく運用しようと思います。

パーマかけた

9月末頃に通っている美容室の誕生月特典もあり、剛毛過ぎてコントロールできない髪の毛から脱却したくなってはじめてパーマを当ててみました。

結果、髪色変えないと正直印象変わらないなという感想。そもそもリアルで人とあう頻度が減ってるのもあるし、毛量がそもそも多いので違いが気づかれない。

でも通常なら伸びると放射状に伸びていってただでさえデカい頭が更にでかく見えてしまうのが、若干落ち着いたような気がしている。

2ヶ月に1回、奇数にあてていますが1月は少なくとも予約済み、3月はどうしようかなとか夏はどうしようかなとか考えています。直毛も嫌いじゃなかった。

RSGTとスクラムフェス

今年もスクラムに関連するイベントに(現地)参加しました。

スクラムフェスはそれぞれ(複数人ながら)登壇のために現地参加していました。(旅行のためだけに行っているような気がしたけどそんなことはなくてよかった)

2022.scrumgatheringtokyo.org

www.scrumfestniigata.org

confengine.com

www.scrumfestsendai.org

confengine.com

イベントいくと「自分でもプロポーザル出したい」思いはあるものの、いまのポジションだとまとまった学びとか議論のきっかけになるようなものが出せなくて難しいなと思っている。折に触れて考えるようにはしているけど…。来年はきっかけでもつかめるといいな。

その他

分類できないかつそこまで大きくない話

  • 財布を変えた
  • 上半期にポケカ始めたけど、いまはそこまでやってない。VSTARユニバースは買った
  • 学生時代に色々やっててよかったなという出来事があった
  • サンシャイン水族館初めて行った!マンボウ!
  • 昨年9月に通ってた個人の整体の先生が就職しちゃって行き場を失ってたら今年2月に背中が痛くなりすぎて近所のボディケアのお店に通い始めた。いまは1,2週に1回通っている
  • 今年も気のおけない人たちとうにとか牡蠣とかカニとか食べて美味しいお酒飲んで最高だった

さいごに

今年も私と関わっていただきましてありがとうございました。 来年もよろしくお願いします。基本なんでも声かけてもらえる分にはうれしいのでぜひに。


  1. Slackのメンションが減る18時以降がゴールデンタイムになってしまう - als_uz のブックマーク / はてなブックマーク 18時からバーーーーっとやってるといつの間にか22時過ぎてることがよくあった。あとはなかなか昇給できない人からのやっかみを受けた。
  2. 踊ってみた動画で踊っている人のことを指す
  3. ニコニコ動画内での動画ページへの流入を増やすしくみ。ニコニコポイントを払ったりチケットを消化したりすることで出稿でき、出稿されたポイントの多さに合わせて特定の枠に出る確率が上がる
  4. 主催が活動者を集めてライブハウス確保して催すライブ。物販で活動者と交流したりチェキとったりする
  5. 番組中のゲームやアンケート結果、投げられたギフト(各演者ごとに決められた運営への投げ銭アイテム)で決まる
  6. 交通費自費とかが多いので片道分の交通費ぐらいにはなるようにお金を渡すつもりでやってる。ライブハウスのイベントだとチケット取り置きノルマもあったりして大変。
  7. https://me-msc-u.hatenablog.com/entry/2018/09/21/194350
  8. 非公式。ほぼ健康麻雀(飲むこともあるけど)